東京都北区東十条駅南口から坂を下って1分の角にある「黒松本舗草月」の,黒松の幹の模様に似た独特の茶色い焼き目で黒糖とハチミツの香りがする「黒松」(どらやき) (東京三大どら焼)
2015(平成27)年4月30日改訂
今回は,東京のみならず全国的にも有名な「黒松本舗草月」の「黒松」(どらやき)をご紹介します。
「黒松本舗草月」は,JR京浜東北線東十条駅南口から歩いて1分の坂の下の角にあります。
私は,「黒松本舗草月」に平日の午前10時頃に行ったのですが,店内は既に10人以上のお客さんで満杯状態でした。
店の前に「本日黒松あります。」と書いた立て看板がありました。
「黒松」(どらやき)が売り切れたら,この看板は撤去されるのだろうと思います。
「黒松」(どらやき)は,昭和33年に初代店主が考案したとのことで,どらやきの焼き目が黒松の幹の模様に似ていることから「黒松」と名付けられたとのことです。
「黒松」(どらやき)は,カステラのようにふんわりとしていて黒糖とハチミツの香りが立つ独特の茶色い焼き目の生地で,光沢のある密度の濃いねっとりとした北海道十勝産小豆で作った程良い甘さの粒あんをはさんであります。
どらやきの生地は,純粋ハチミツ,黒糖,鶏卵をたっぷり入れてしっとりと焼き上げてあります。
一切の保存料,着色料を加えていない身体に優しく口に美味しいどらやきです。
「黒松」(どらやき)は,当日製造のものしか販売しないので夕方以前に売り切れてしまうことが多いようです。
「黒松」(どらやき)は,この東十条駅近くの「黒松本舗草月」の店舗だけでしか販売していません。
その他の場所では販売していません。
ただ,注文に応じ宅急便によりお取り寄せはできるようです。
「黒松」(どらやき)は,1個108円ととてもリーズナブルな価格でとても美味しいどらやきです。
「黒松本舗草月」の電話番号は,03-3914-7530です。
なお,「黒松」(どらやき)と似た「ヒョウ柄」のような焼き目の「どらやき」に関しては,2011(平成23)年7月17日山形市の栄玉堂のどら焼き10種類でご紹介した7番の「トラ焼き」と,2013(平成25)年1月11日寒河江の西屋の「ごまどら」と,2012(平成24)年10月16日佐賀の銘菓「とら焼き宗歓(そうかん)」をご紹介しています。
その外に,「どらやき」では,2012(平成24)年4月25日白鷹町のやまり菓子舗の「もっちりどら」(どら焼き)をご紹介しています。
更に,「黒糖」を使用したお菓子に関しては,
2015(平成27)年3月13日新潟県湯沢町で購入した,新潟県南魚沼市にある菓子舗「おかしとおやき ことう」の,沖縄県多良間産の特級黒糖を使用した六日町名物「お六饅頭」(黒糖まんじゅう)と,2014(平成26)年6月2日熊本県熊本市の「フジバンビ」の「黒糖ドーナツ棒」と,2014(平成26)年5月7日沖縄県糸満市の「セサミクランチ」の「黒ゴマ黒糖きな粉」と,2014(平成26)年4月1日東京赤坂に本店がある「虎屋(とらや)」の羊羹(ようかん)「おもかげ」(黒砂糖)と,2013(平成25)年10月22日西川町の「菓子舗わかつき」の「月山黒糖まんじゅう」と,2012(平成24)年4月27日酒田市の焼ふ菓子「ころかり黒糖味」と,2014(平成26)年3月29日鹿児島県鹿児島市の黒砂糖菓子「げたんは」(黒砂糖の黒棒(くろぼう)に似た郷土菓子)と,2013(平成25)年6月24日仙台市の「玉澤総本店」の「黒砂糖まんじゅう」でご紹介しています。