鹿児島県鹿児島市の黒砂糖菓子「げたんは」(黒砂糖の黒棒(くろぼう)に似た郷土菓子)
2014(平成26)年3月29日
私は、子供の頃から黒砂糖を使ったお菓子「黒棒」が好きです。
東京出張の折、「黒棒」と似たお菓子の黒砂糖を使用した鹿児島県鹿児島市の郷土菓子「げたんは」を見つけて購入しました。
「黒棒」は、南蛮菓子として渡来した「ビスコッテイ」の製法が日本化したものとの説も あるようです。
「黒棒」は、黒砂糖、卵、小麦粉、重曹を練った生地を棒状に成形してオーブンで焼き、適当な長さに切り揃えた後、黒砂糖やショウガで作った糖蜜を塗り乾燥させたものです。
「げたんは」は、鹿児島県民が愛する郷土菓子です。
原料や味は黒棒とほぼ同じようですが、形状が下駄の歯のように平たい台形です。
「げたんは」は、鹿児島の方言で「下駄の歯」という意味だそうです。
「げたんは」は、周囲につけられる黒糖蜜を十分に乾燥させずに半生の状態に仕上げてあります。
それにより、シットリした柔らかい美味しいノスタルジックな黒砂糖菓子になっています。
「げたんは」は、1袋315円です。
「げたんは」を購入した店舗は、2014(平成26)年2月8日山梨県の銘菓「桔梗(ききょう)信玄餅(しんげんもち)」でご紹介した「桔梗信玄餅」を購入した、JR東京駅地下1階八重洲南改札口近くの「諸国ご当地プラザ」(電話番号03-3212-0020)です。
製造者は、南海堂(電話番号099-229-2333)です。