富山県富山市の「えびよね」の「いか」を原料にした魚醤(ぎょしょう)の「いしる」
2014(平成26)年10月10日
「魚醤」は、魚類その他の魚介類を主な原料にして発酵させた液体の調味料です。
「魚醤」のことは、2012(平成24)年7月3日東京都の新島の「くさや」と、2012(平成24)年9月15日秋田県にかほ市の「しょっつるせんべい」と、2011(平成21)年11月3日秋田の「塩魚汁(しょっつる)」でご紹介しています。
秋田県の「塩魚汁(しょっつる)」は、鰰(ハタハタ)を原料にしたものが多いと思います。
今回は、2014(平成26)年10月3日富山県富山市の「えびよね」の富山県の珍味「イカの黒作り(くろづくり)」(イカスミ)でご紹介した「えびよね」で購入した、「えびよね」特製の「いか」を原料にした魚醤の「いしる」をご紹介します。
石川県の能登半島や富山県の日本海沿岸地方では、「いか」等を原料にした魚醤のことを、「いしる」とか「いしり」と言います。
この「いか」を原料にした「いしる」は、「いか」のタンパク質の旨みや、発酵により分解されてできたアミノ酸により、旨みがとても凝縮した調味料です。
どの魚醤も、とても塩辛いとともに独特の香味があります。
それで、ほんの数滴を料理に入れるだけで、料理の旨みが格段にアップします。
魚醤を入れすぎると塩辛くなるのでご注意ください。
「えびよね」の「いしる」は、300ミリリットルで400円です。
「えびよね」の電話番号は、076-435-0150です。
なお、魚醤のことは、ベトナムでは「ニョクマム」と言い、タイでは「ナムプラー」といいます。その他の国でもそれぞれの魚醤があるようです。