富山県富山市の富山ブラックの発祥の店「西町大喜(にしちょうたいき)」の「富山ブラック」(ラーメン)
2014(平成26)年8月4日
今回富山県立山連峰の藥師岳を縦走して下山後に富山市まで足を伸ばし、ラーメン通から所謂「富山ブラック」と言われているラーメンを食べてきました。
「西町大喜」は、昭和22年開業の「富山ブラック」ラーメン発祥の店です。
「富山ブラック」ラーメンは、「西町大喜」の創業者が、60年以上前にドカ弁やおにぎりを持った労働者のために、濃い味付けのチャーシューがたっぷり入った「よく噛んで」食べるおかずの中華そばを考案したのが発祥とのことです。
「富山ブラック」ラーメンの「麺」は、硬めのストレートの太麺です。
「スープ」は、元祖富山ブラックと言われるようにほぼ真っ黒な濃い口しょうゆ味スープです。
塩っぱいしょうゆ味のなかに旨味が隠れていて、癖になりそうな独特のスープです。
このスープに近い色と味は、2011(平成23)年11月20日長井市の「馬肉チャーシュー麺(ラーメン)」のかめやでご紹介した、山形県長井市のかめやの馬肉チャーシュー麺です。
「具」は、塩っ辛いメンマ、手ちぎりのチャーシュー、しょうゆダレ、荒切ネギ、粗挽きコショウ
以上です。
食べ方は、まず先に麺とチャーシューとメンマをスープの中に混ぜ込んでしまいます。
そして、麺とチャーシューとメンマとスープを同時に口の中に運び入れて食べるのです。
スープは思いっきり塩っぱいですが独特の美味しさがあります。
「富山ブラック」ラーメンは「中華そば」と表示されていて、小(並)で720円です。
「西町大喜」の電話番号は、076-423-3001です。
なお、毛色の変わったラーメンでは、2011(平成23)年9月20日新潟県燕市の杭州飯店の豚の背脂ラーメンで、所謂燕系ラーメンをご紹介していますのでご覧ください。