ビデオカメラによる自己言及モデル

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 先日、数学の面白授業をやったときのことです。授業風景をビデオに撮って、それをリアルタイムで

プロジェクターに写し出すということをやっていました。そこで、ちょっと思いついて、

「カメラでスクリーンを写したらどうなると思う?」といって、撮ってみました。これはご存知の方も多い

と思うのですが、鏡と鏡を向かい合わせにしたときのような無限の連鎖が写し出されます。この原理

は下図のとおりで、いわばビデオカメラによる自己言及モデルといっていいでしょう。

 自己言及モデル関連話題 1 LOGOとラッセルのパラドックス   2 解の公式の歌


 

 これを見た、生徒の八重樫君が、カメラを回してみることを考えて面白い画像をとってくれました。

 

 カメラがある回転角で固定されていますので、次々その角度分ずれた画像が無限連鎖されますから、

等角螺旋が生ずるわけですね。