解の公式の歌
青森の高校で数学を教えている中村潤先生シリーズ第3弾です。今回は「解の公式の歌」。解の公式暗記ソングなのですが、恋人らしき
2人が、「解の公式の歌」を歌った思い出に浸っているというのがなんともすごいなあ。
例えば海辺で2人で肩を寄せ合いこの歌を口ずさんでいたとしたら・・・・
ところで、この歌に出てくる2人が歌った「解の公式の歌」は、この曲とは別の「解の公式の歌」なのでしょうか。でなければ、歌詞から考えて、
2人はそれ以前にも「解の公式の歌」を歌っていなければいけない。ということはそれ以前に歌った以前にも歌っていなければ・・・。と永遠に
続いてしまいます。
このように、この曲は、フラクタルというか、自己言及型の歌詞(つまり落語の「あたま山」のようなカンジ)になっているのですね。
では、以下この曲を紹介します。譜面は中村先生によるものです。例によってMuseでMidiファイルを作ってみました。
バッハの平均率クラヴィアのプレリュード(つまりグノーのアヴェマリア)風のアレンジにしてみました。譜面を見ながら皆さんも歌ってみて下さい。
君は 覚えて いる だろか
二人で 歌った 解の公式を
分母は2a 分子はマイナスb
プラスマイナスルートのb二乗
マイナス4ac