2020年11月26日(木曜日)、アメリカ合衆国では感謝祭 ( Thanksgiving Day )だった。
日本でも、11月23日が勤労感謝の日であった。
もともとは、どちらとも、農作物の収穫を神に感謝する日であった。
日本の祝日が「勤労」感謝日となったのは、農業だけでなく、すべての勤労行為に
広げるためである。国民の祝日に関する法律では「勤労をたつとび、生産を祝い、
国民がたがいに感謝しあう」日とある。
2020年11月20日(金曜日)、それに合わせるように、ネルソン大管長の「感謝が
もたらす癒しの力」の動画が配信された。
詳しくは、こちらを見てほしい。
その内容を簡単にまとめると、こうである。
・世界的パンデミックで、人々の生活が一変し、憎悪や市民による暴動、人種差別、
暴力、不正、礼節の欠如などの起こっている。
・魂の苦悩を治せる薬や手術は存在しないが、治療法はある。感謝が癒しをもたらす。
問題を列挙するよりも、祝福を数える方が良い。受けている恩恵に感謝することは、
魂に即効性と持続性のある処方箋だ。気持ちが和らぐ。人生の目的と喜びに、より
よく目を向けられる。
・これから７日間、ソーシャルメディアに、個人的な感謝の日記をつける。
何を感謝し、誰に感謝し、なぜ感謝しているのか、毎日投稿する。
７日経ったら、さらなる幸せと安らぎを感じるか、確かめてみる。
#GiveThanks（#感謝のキモチ）を添える。
・日々の祈りで一つとなり、神に感謝する。祈りは奇跡をもたらす。
神の数限りない祝福に、心を込めて感謝し、私達の心や家族、社会、ひいては
世界全体が、癒されるように、願い求めてほしい。
ネルソン大管長が述べた感謝
・妻ダンツェルが突然倒れ、救えなかった。２人の娘を癌で失った。
他にも辛い経験をしたが、非常に多くのことを、深く永遠に感謝する。
・ダンツェルと過ごした６０年近く、愛と喜びと思い出に満ちた生涯を神に感謝する。
・ダンツェルの死後、妻ウェンディ―に出会えたことを感謝する。
・旅立った２人の娘と過ごした歳月を、神に感謝する。
・地球の美しさや、永遠を思わせる天の荘厳さに、感謝する。
・命という贈り物、成長を学びを可能にする驚くべき肉体と心に感謝する。
・魂を育む芸術、文学や音楽に感謝する。
・変化して成長する機会に感謝する。
・家族や友人、愛する人々に感謝する。
・助け合い、仕え合う機会に感謝する。生きがいを与えてくれる。
・試練にさえ感謝する。他の方法では学び得ないことを学ぶ。
・万物の父である神に感謝する。私達は皆、世界に広がる一つの家族。
・命と、それを支える全てに感謝する。
・美しい地球と宇宙、永遠に価値ある万物に、感謝する。
・私達を守り導く律法に感謝する。
・慈悲と愛ある見守りに感謝する。
・人生を喜びで満たしてくれる家族や愛する人々に感謝する。
・パンデミックと闘うあらゆる人々に感謝する。
・国々の指導者や、励ましを与えてくれる人々に感謝する。
ハッシュタグについて
・ハッシュタグを #Thanksgiving でなく、 #GiveThanks にしたのは、
感謝祭に関する投稿と混在しないようにするためだろう。
・しかし、「与えられていことに感謝する」よりも、「感謝を与える」
の方が、より積極さを感じられる。
なぜ感謝すると心の癒しが得られるのか
・感謝することにより、自分の範囲だけしか見えなかったことが、
もっと、広い範囲、長い時間の範囲で見えてくる。
・神様は、私たちにいつでも愛を注いでおられる。
私たちはそれに気づいていないだけ。
感謝できる状態になっていると、それに気づくことができる。
・つらいことも、この現世で私たちの成長のために与えられている
訓練とテストだと受け入れることができる。
・しあわせだから、感謝するんじゃなくて、
感謝するから、しあわせになる。
神様の愛を感じるから、お祈りするんじゃなくて、
お祈りするから、神様の愛を感じる。
私の感謝
・神様のこと、救いの計画を知っている。
・神様が私を愛して、助けてくれている。
・この世の生活を続けさせてくれている。
・教会で奉仕の機会がある。
・コロナで教会が閉鎖していても、ネットを通して教会とつながっていると感じられる。
・家族が元気に暮らしている。
・経済的な問題がない。
・日々の衣食住が得られている。
感謝によって祝福を得られた経験
私が教会をお休みしていた１０年間、神様の御業には携わっていなかったので、
お祈りするときは、お願いする権利はないと思い、感謝しか述べていなかった。
しかし、それによって、私が何をしても、しなくても、神様が無条件で私に愛を
注いでおられることに、気が付いた。また、そのことによって、神様の計画の全
容についても、理解する能力が磨かれたように感じる。この私のサイトに記載し
ているほとんどの内容は、私が教会をお休みしている間に書いたものである。
#感謝のキモチ #GiveThanks
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