他のキリスト教会にない、当教会独自のこと。
または、他のキリスト教会から失われたこと。
「*」は、他のキリスト教会と比べてみたこと。
・御父と御子と聖霊の属性
・御父と御子と聖霊を別個の御方である。
・御父と御子は肉体を持っている。聖霊は霊体だけの御方である。
・神は人格を持ちたもう。
・キリストの神性を信じている。
マリアは聖霊の力によって処女のまま御子を身ごもった。
御子の肉体における父は天父であり、母はマリアである。
天父の力を持っているので、生死を制御することができ、復活することができる。
*他のキリスト教会では、
・三位一体説(御父と御子と聖霊は同一の御方)を取っている。
・神は肉体を持たないとする。
・この神会の御三方の相互に関係し合う働きと、御三方と人間との関係
・御父は、私たちの霊の親である。
・御子は、私たちの霊の長兄である。
・御子は、創造主、贖い主、裁き主である。
・私たちは聖霊を通じて慰め、助け、導かれる。
・御父は御子を証され、御子は御父を証される。
・聖霊は、御父と御子を証し、真理について証される。
・信仰の対象
・永遠の父なる神と、その御子イエス・キリストと、聖霊を信仰する。
*他の一部のキリスト教会では、
偶像礼拝、聖母崇拝、その他の聖人の崇拝をしている。
・人の堕落の本質
・アダムの堕落により、人類は子供を設けることができるようになり、
選択の自由意志を得た。
・人は自分の罪のゆえに罰せられ、アダムの背きのゆえには罰せられない。
(原罪はない)
*他のキリスト教会では、
アダムの背きにより、人には生まれながらに罪があるとする。
・救われる条件
・イエス・キリストを信じる信仰によって、キリストの贖罪を受け入れる。
・悔い改めて、福音の律法を守る。
・福音の儀式を受ける。
・罪の赦しのために水に沈めるバプテスマ
・聖霊の賜物を授けるための按手
・8歳未満の幼児には施さない。
*プロテスタントのある宗派では、
キリストに対する信仰を告白するだけでよいとする。
*他の一部のキリスト教会では、
水に沈めず、水を振りかけるバプテスマを行っている。
*他のキリスト教会では、聖霊の賜物を授けていない。
*他のキリスト教会のほとんどでは、幼児にも儀式が必要とする。
・御自分の子供たちに永遠の命を得させるための御父の計画を進めるうえでの現世の目的
・人は生まれる前、霊として、天界で御父と共に暮らしていた。(前世)
・この地球は、人に肉体を与え、成長する場として作られた。
*他のキリスト教会では、人類の前世生存について信じない。
・不死不滅を可能にし、永遠の命を得る機会を与えるうえで、
イエス・キリストの贖いが果たす役割
・イエス・キリストの贖いによって、人は不死不滅と、永遠の命が得られる。
・不死不滅とは、肉体と霊が再び結合し、永遠に離れないこと。
全ての人は、無条件に不死不滅を得る。
・永遠の命とは、御父と再び、一緒になり、永遠に離れないこと。
人は、福音の原則と儀式を受け入れることにより、永遠の命を得る。
*他の一部のキリスト教会では、肉体の復活は無いとする。
・御父の計画の中でこの世と永遠にわたる結婚が果たす役割
・神殿にて、神権の権能を持ったものから、結び固めの儀式を受けることにより、
家族の関係を永遠に続けることができる。
・天父と天母がいらっしゃり、私たち霊の子供たちを生んでくださったように、
永遠の結婚をした男女は、やがて天父と天母ようになり、霊の子供たちを生む。
*他のキリスト教会では、結婚はこの世のみの関係とする。
・御父の計画の中で神権と儀式が果たす、欠かすことのできない役割
・神権は神によって与えられた。
・神権によって救いに必要な儀式が行われる。
・福音を宣べ伝え、その儀式を執行するためには、人は預言によって、
また権能を持つ者による按手によって、神から召されなければならない。
・神権の権能がない者によって執り行われた儀式は神様に受け入れられない。
・当教会では、神権の権能は、使徒の死によって、教会から消滅し、
ジョセフ・スミスによって回復したとする。
*カトリック教会では、ペテロの後継者であるローマ法王が代々継承したとし、
他のすべての教会は権威を持たないとする。
カトリックから分かれた他の教会では、12使徒から監督達に継承されたので、
それぞれの教会にも権威は存在するというものや、
聖書のみが権威の源であると主張するものもある。
・御父の計画の中で神殿と身代わりの儀式が果たす、欠かすことのできない役割
・人は死後に霊界に行く。
・霊界で死者に福音が宣べられている。
生前に福音を聞く機会の無かった人々は霊界で福音を聞く。
・神殿で死者のために身代わりの儀式が行われている。
・神殿では、生者、死者ともにエンダウメント、結び固めなどの儀式を行なっている。
*他のキリスト教会ほとんどでは、
キリストの福音を知らず、バプテスマを受けず、死んだ人々を救う手立てはないとする。
・死後の行く末
・死後、復活まで、霊界にとどまる。
・霊界はパラダイスと獄に分かれ、
パラダイスでは、キリストを受けいれた者、
獄には、キリストを受け入れない者がいる。
獄は苦しみを受ける場所でなく、生前の人生を反省する場所である。
・パラダイスと獄は行き来することができる。
パラダイスから獄に宣教師が派遣され、獄の人々を教え導く。
獄にいる人がキリストを受け入れると、パラダイスに入ることができる。
・復活の後には裁きが行われ、日の栄、月の栄、星の栄、外の暗闇の4つの
世界に分けられる。
・日の栄には、キリストを受け入れた義人が住む。
・月の栄には、キリストを受け入れない義人が住む。
・星の栄には、悪人が住む。
・外の暗闇には、キリストを受け入れた後、
キリストに逆らって攻撃をした悪人が住む。
*他のキリスト教会では、
死後の世界は天国と地獄に分かれ、
天国にはキリストを受け入れた者が、
地獄にはキリストを受け入れない者が入るとする。
地獄では、自分の罪に対して苦しみを受ける。
復活の前も後も、その間は行き来できない。
義人でもキリストを知らないまま人生を過ごした者は天国に入ることはできない。
・新たな聖典
・神の御言葉は、ユダヤ人の記した「聖書」だけでない。
・アメリカ大陸の先住民が記した「モルモン書」がある。
・現代の預言者が受けた啓示を記した「教義と聖約」がある。
・今後も行方のしれない部族が記した聖典が出てくる予定である。
・正確に翻訳されているかぎり、「聖書」は神の言葉である。
聖書は翻訳や写しの過程で多くの誤りを取り込んでしまっている。
このような聖書の不完全さを補うために「モルモン書」が用意された。
*他のキリスト教会では、「聖書」以外の聖典を認めない。
・啓示
・預言者は、神様から啓示を受けて、教会を導いている。
・預言者だけでなく、各教会員も神様から直接、啓示を受けることができる。
・神はこれまでも啓示をしてきた。神は現在も啓示をしている。
神はこの後も、神の王国に関する多くの偉大で重要なことを啓示するだろう。
・科学技術の発展でも、科学者、技術者たちは、神様からの啓示を受けている。
*他のキリスト教会のほとんどでは、現代には啓示はないとする。
・御霊の賜物
・異言、預言、啓示、示現、癒し、異言の解釈などの賜物がある。
病人の癒し等、キリストが行われた奇跡は現在でも行われている。
*他の一部のキリスト教会では、
キリストの時代の奇跡は認めるが、現在では行われないと主張する。
・教会の組織
・キリスト自らがこの教会を組織した。
・教会名にイエス・キリストの名前を付けている。
・生ける預言者と使徒がいる。
・その他にも初期の教会にいた、七十人、ビショップ、教師、祝福師などがある。
・指導者が無償で奉仕している。
(中央幹部や事務職員の中には、教会から生活費を得ている人たちがいる。
しかし、教会で人を教えていることに対する報酬ではない。)
・教会員は聖徒と呼ばれる。
*他のキリスト教会では、
・使徒や預言者はいない。
・職業としての聖職者を置いている。
・伝道を行っている。
・終わりの時に関する教義
・イスラエルは集合し、行方の知れない十部族が回復する。
・シオン(新エルサレム)がアメリカ大陸に築かれる。
・キリストは再臨され、自ら地上を統治される。
・地球は更新されて楽園の栄光を受ける。
【参考】
信仰箇条
キリスト教の各宗派の比較表
教会の背教と回復
フロイド・ウェストンの証
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