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末日聖徒イエス・キリスト教会 |
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神 |
神は永遠の父なる神である。至高に高められた一人の御方である。触れることのできる不滅の肉体を持っておられる。神は人と同じ形をしておられる。神は全知全能である。 |
神は全宇宙に浸透している霊である。一定の形も体もなく限界がない。初めから同じ不変の実体。霊的無形である。 |
神は霊的個人的実体であり、無限の霊として一時にいたるところに存在される。始まりより不変の実体である。 |
神は無限永遠の霊体であり、万物の源泉であり、支持者である。形なく初めより同じ霊体である。 |
神は完全無欠の神格を持った霊であり、また、体なく部分のない(理解できない形を持った)無限の力を持ったお方である。普遍、全知、全能。 |
神は体なく部分のない個人的霊である。神会は統一され、一つの実体、力、永遠を備えた三位よりなる。すなわち父と子と聖霊。 |
神会 |
三体の別々の方々より成り立つ。永遠の父なる神、御子イエス・キリスト、聖霊、これらの方々は神会を構成し目的とみ働きにおいて一つである。 |
父なる神、御子、聖霊として現しうる一体の神である。 |
一体で同じ霊的実体における三位、すなわち父、子、聖霊により成り立つが、分割されず、混乱もなく、すべてにおいて等しい。 |
一つより成り立つ唯一なる神は三個の別々の方々(父、子、聖霊)を証明することができる。完全さにおいて等しく、職務において別個であり、実体において一つである。 |
神は一体である。すなわち、神性の源泉はひとつであり、三個の別々の方々は証明できる。イエス・キリストは第2位の方で神が肉体で現れた。聖霊は第3位の方で神は聖霊を通して表される。 |
神、イエス・キリスト、聖霊は神聖な神会を構成している一つの霊的実体で三つの別の面を表現することができる。 |
前世 |
わたしたちは肉体がない霊として、父なる神の子どもたちとして前世に存在した。現世では霊は死すべき肉体と結合される。霊は不滅である。 |
人の前世の存在について信じない。キリストは神であり、現世以前に存在された。 |
神(聖なる神会)のみが前世を経験した。その他の全人類は父なる神によりこの地上で創造された。 |
前世を信じない。イエス・キリストのみが前世に存在した。 |
人類の前世生存に関して信じない。 |
人類の前世生存について信じない。 |
バプテスマ |
罪の赦しを得るためと、教会員になる目的で、水の中に全身沈められる。神権者によって施される。8歳未満の幼児には施さない。それ以外のすべての人は救いのために必要である。 |
水を振り掛ける方式、または全身を沈める方式。救いのためには必須。幼児も必須。他の教会も我々の主張するように行ったときは容認する |
全身を沈める方式。(緊急の場合は水をふりかける。)父、子、聖霊のために一度づつ3回行う。救いのためには必須。幼児も必須。他の教会も同じであるなら容認する。 |
全身を沈める方式。幼児は受けない。志望者はまず信じなければならない。他の教会も全身を沈める方式なら容認する。バプテスマは救いにとって必要ではない。 |
水を振り掛ける方式、または全身を沈める方式。他の教会のバプテスマは聖書の中の条件に合うならば容認する。幼児は受ける。まれな場合を除いて、救いのために必須。 |
水を振り掛ける方式、または全身を沈める方式。教会員になるための単なる表面上のしるしである。他の教会のバプテスマを容認する。救いのために必須ではない。幼児も受ける。 |
人の復活 |
すべての人の文字通りの復活がある。新たに不死不滅の完全な体に復活する。義人の復活があり、その後悪人の復活がある。肉体をまだ受けていないときも、霊と肉体が結合しているときも、霊と肉体が分離しても個人的同一性は存続する |
我々の霊魂は我々が現在持っている肉体に復活する。復活は世の終わりに起こる。 |
我々の復活体はキリストの復活体のごとくになる。すなわち、朽ちない不滅体となるだろう。そこにおいて我々は相互に証認しあうことができるだろうと信じるが確かな確証はない。 |
肉体の文字通りの復活はない。一定の同一性と人格は常に存在するだろう。それに対する教義がないので我々は信仰によって未来を見なければならない。 |
現世におけると同じ肉体、同じ霊魂が文字通りに復活し、結合される。我々は完全に正義であり義である。 |
霊体(個人)の復活を信じる。不滅の霊魂が同一性を保つ。 |
死者のための働き |
バプテスマとその他の儀式のために、生きている人により、神殿の中で執行される。しかし、死者にはこれを受け入れるかどうかの自由意志が与えられている。 |
我々は死人を助けるには無力である。 |
死人を救うために祈りが規定されている。現世において悔い改めない人を助けることはできない。 |
我々は信者に対しても非信者に対しても死後死人を助けることができることを信じない。 |
人は死人を助けることはできない。我々は死人のためのいかなる形での働きを持たない。 |
われわれは死人のためになすべき力も、また、助けるためのいかなる力も持たない。 |
神の啓示 |
父なる神とイエス・キリストはジョセフ・スミスに現われになった。ジョセフスミスを通して教会を回復された。このような直接の啓示は教会の特質である。 |
すべての人のために計画された神の啓示は使徒の時代に止んだ。それ以来、聖書に記録されているような教義についての啓示はない。 |
古代の啓示を信じる。救いに必要なあらゆる真理は聖書と神聖な伝説中にある。 |
預言者を通しての昔の啓示は信ずるが現代と未来の予言は信じない。なぜなら、必要と認められた事柄は皆与えられたからである。 |
聖書に出ている古代の啓示は信じるが、近代、未来、あるいは、個人の啓示は信じない。キリストはすべてを成就した。 |
昔与えられた啓示を信じる。今日では神の霊が良き業、発明などを導いている程度においてのみ信じる。 |
結婚 |
神聖な使命であり、結婚の必要性を容認する。神殿にて、神権の権能を持ったものから、結び固めの儀式を受けることにより、家族の関係を永遠に続けることができる。 |
死別するまで結ばれた契約と儀式である。いかなる結婚関係も死後にはない。教会は離婚を容認しない。 |
結婚はこの世の生涯にのみある。来世には結婚関係も家族関係もない。 |
この世の生涯においてのみある。死後にはいかなる結婚も家族関係もなく、空論に過ぎない。来世における結婚関係を信じない。 |
結婚は一人の男性と一人の女性との結合で、一方の死によって終わる。この世の生涯においてのみ親族関係がある。 |
この生涯においてのみ。来世においては一定の結婚も家族関係もない。 |
人生の目的 |
この生涯は永遠の進歩を用意するために機会と経験を与える試練の時期である。そして、人格を発展させ、完全な肉体を得て復活するためにある。 |
神は我々がこの生涯において神を知り、神を愛し、神に仕えるように、そして来世で神とともに永遠に幸福であることができるように人を造られた。 |
我々は自分自身を完全にし、永遠の生命を受ける価値があるように備える。 |
神の意志を研究し、知り、なすことである。これは永遠の進歩の始まりである。 |
神と神の救いを求め、非キリスト信者をキリストに導くこと。人生の特別な目的を見つけるために人間は聖霊の導きに従わなければならない。 |
神と救われた人々が永遠に親交のできるよう、この世で人々を用意すること。目的はクリスチャン的生活にいきること。 |
キリストの再降臨 |
イエス・キリストは昇天されたと同じ復活体でこの地上に再び来られる。この出来事に続き、予言された平和の福千年が始まるだろう。 |
キリストは世の終わりに人間性をもって最後の裁きをするためにすなわち、生ける者、死せる者を裁くために再び来られる。 |
キリストは肉体を持って昇天したごとくに同じ肉体を持って再び来たもう。キリストの再臨の時は現在の物質的場所はないであろう。再臨の時は全世界が瞬間に変えられるから。 |
キリストは昇天されたときと同じ人の形で地上に再び来られる。 |
キリストは昇天されたときのごとく同じ人格を持って再び来られるだろう。彼は生けるもの、死せる者すべての民を裁くために来られる。 |
いくらかの人々はエルサレムの滅亡のときキリストが再び来られたと信じている。他の人々は未来にまた現れると信じている。 |
奇跡 |
神権の働きの特徴で信者にとって証となるしるしである。異言を語る力、予言、啓示、病をいやす力等の実在を信じる。 |
奇跡は自然の法則に対する神聖な障害である。我々は聖書の中に述べられている奇跡を真実として認める。 |
我々は聖書の中に記されている真の奇跡、また、現代の奇跡を信じる。 |
奇跡は古代に行われたがキリストの時代以降同じ力(本質)はない。 |
イエスの超自然的行為やキリストの御名により行われた超自然的行為である。奇跡は自然の法則を一時的に停止させる。奇跡はキリストの時代に彼の権威を確証したが現在は不必要。 |
低級な能力のうえに高級な能力が作用することは人間には理解できないが古代と現代における奇跡を信じる。(現代は病をいやすことにより奇跡はよく表されている。) |
サタン |
個人的人物。肉体はない。堕落した神の霊の子供である。神とキリストに対して反逆し、贖いと救いの神聖な計画を邪魔しようと努めている。 |
反逆のために天より追われた悪霊の一つである。人格を持っている。 |
我々と関係のある霊。至高の権力に反逆したため、折かんを受け暗黒の天使となった。 |
すべての善を覆そうとしている霊的な生物である。また、すべての悪の個人的支配者である。 |
堕落天使。肉眼に見えない霊的なもの。造られた時は位の高い霊の一人であった。人々が神を拒むようにいつも我々を誘惑している。 |
宇宙のいたるところにおける悪影響の力である。実行し得る個人的悪魔であることを信じる。 |
教会の権威 |
初期の時代の後、教会に背教が起こり、神権が地上から取り去られた。この神権は神がジョセフ・スミスを通して回復した。 |
ペテロと彼の後継者であるローマ法王に対して、キリストから至高の権威が授けられた。他の監督の権威は法王から来る。他のすべての教会は権威を持たない。 |
キリストの時代に教会の権威は12使徒から監督達に継承された。監督達は儀式を執行するために必要な人であった。他の教会も同じ方法によれば権威をもちうる。 |
権威の相続はない。彼らのキリストに従う望みで義を通して群集自体の中から権威が生じるから他の教会は平等の権威を持ちうる。 |
聖書のみが神聖な権威の源である。神の意志によって行使するすべての人々は神聖な権威を持ちうる。 |
いかなる監督の子孫の血統をも信じない。このような権威は必要ではない。聖書のみが権威をもっている。聖書の解釈は個々の良心にまかせる。 |
(インスティトゥート生徒用資料より引用)