えっと、林望氏の「図書館は「無料貸本屋」か」(文芸春秋、2002.12)で
「そこで仮に出版後十年五十年百年という風に指標をとって、それぞれの書物が何冊現存しているかということを調べると、結局ベストセラーになったものほど、残存数が少なくなっているという皮肉な現象が起こる。それは書誌学上の常識である」
という発言があって、アタマにきた……のかどうかは知りませんが、
「日本書籍総目録」を用意。それに収載されているベストセラー1位から20位と、無意識に抽出した500冊のその後の絶版の様子などを10年後、20年後と10年ごとに調査、「滅びる」というあいまいな語を出版されていない、という意味で解釈、その現存数を調査、グラフ化」
して反論したそうで。
「「四季」は書き終わりました。」書き終わっとるんかい。。。