ヌウのパピルスより
神々の群に加入するの章。
印璽監督院の監督にして勝利を得たるヌウ曰く、
『今、汝らを敬禮し奉る、噫ラアの神々の群よ、我は汝等の前に来れり、我はラアの随員中にあり、我は我路を開けり、而して我は汝等の中に通過せり。願わくは我手をして、今日我為す如何なることに於いても、拒斥せらるることなからしめよ。』
簡単に書くとこんな感じ↓
『今、汝らを敬礼し、奉る。おお、ラー神に属する神々の群れよ、我は汝らの前に来たり、ラーに付き従う者らの中にあり。我は活路を開き、汝らの中を通過せり。願わくば、我を拒絶し、道を閉ざすことなきよう』
…というのは、再生復活のために冥界の道を通っていくのに、途中にいて道を守る、ラー神の眷属である神々に「お願い、ここを通してねッ」と言おうとしているらしい。