オーディンの箴言
オーディンの箴言(しんげん)とは、北欧神話の最高神、オーディンにちなんだ、ヴァキング時代の名言集みたいなもののこと。日本で言ったら「雄弁は銀、沈黙は金」みたいなものだろうか。資料によると、「『エッダ』の格言詩の中では内容と芸術性において最高の出来である」と、あるのだが
…ホンマかいな。
女の口説き方とか、けっこう笑える内容のものもある。昔のヴァイキングが、この箴言を本気でありがたがっていたとしたら、それはそれで相当面白い。これはネタにしないテはないだろう。
−−−と、そんなワケで全部書き出してみることにしたのだが、そのまま書いたのでは資料丸写しで味もソッケもないものなので、ちょっとツッコミを効かしてみた。
なお、この「箴言」は、箴言内に何度も出てくる「ロッドファーヴニル」という吟遊詩人がオーディンから聞いて書き記したことになっている。Loddfa’fnirという名前は、「ペテンで他人サマをからめとるもの」と、いう意味らしい。
読めば、あなたもロッドファーヴニルのペテンに引っかかるかもしれない…。
↑実際に原文にあるのは太字の部分だけです。↑
ヲーディンのざれごと(戯言)
■元資料/エッダ−古代北欧歌謡集(新潮社) 漢字と句読点には一部変更があります。
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