一つ人より力なし
二つ故郷あとにしない
花の東京で 腕試さない
三つ未来の小者だい
大ちゃんアッチョレ人気なし
てんてん天下の いなかっぺじゃない 〜いなかっぺ大将の替え歌〜
(筆者はこんな歌を小学生時代友達と歌って遊んでいた。面白くも何とも無いけど、あん まり下品な替え歌ばかりでは読者も胸焼けがしてくるだろうと思い、言わば思いやりで今 回はあっさりとしたものにしてみました)
第4話 欣弥
「ああ、いい〜」。
「こら、ピン子やめなさい。人が来るから」。
「ああ〜ん、もうとめられな〜い」。
とピン子が股間に指を挿入しようとした時、垣根の向こう側の異様な雰囲気に気づいた優 香が声を上げた。
「何者じゃ。垣根の隙間からわらわの裸体を覗き見るのは。皆のもの、出あえ、出あえ。曲者である。出あえ〜」。
「わあ〜、ここで捕まったらまずい。とりあえず今日は退散だ」。
毛太郎とピン子は一目散に逃げ帰った。
その晩、優香は小姓の欣弥を呼んだ。
「今日のような事があると心配で心配で、恐くて寝れません。今晩から曲者が来ないように番をしなさい」。
「かしこまりました」。
欣弥はその夜から寝ずの夜警を始めます。しかし、小姓と言えど欣弥も男でありまして.....。
数日が経ちました、ある晩の事。
「誰じゃ」。
不穏な気配を感じた優香は目を覚まして言った。
「わらわの部屋の前を行ったり来たりするものは誰じゃ」。
「欣弥めにございまする」。
「おお、欣弥か。ご苦労であるな」。
「.....」。
「欣弥」。
「はっ」。
「部屋の前を行ったり来たりするのは良けれども、部屋の中には入ってはならんぞえ」。
「かしこまりました」
「だ、誰じゃ。わらわの部屋へ入って来るものは誰じゃ」。
「欣弥めにございまする」
「おお、欣弥か。ご苦労であるな。今夜は特に冷えるので、さぞ寒かろう。部屋の中へ入 るのは良けれども、淫らな事などをしてはならんぞえ」。
「かしこまりました」。
「ああ〜、誰じゃ?。わらわの布団の中に入るものは誰じゃ」。
「欣弥めにございまする」。
「おお〜、欣弥か。決して淫らな事をしてはならぬぞえ」。
「かしこまりました」。
「ああん、はあ〜ん、誰じゃ?。わらわの唇をチュチュかチュッチュか吸うものは誰じゃ」。
「欣弥めにございまする」。
「おお、欣弥か。ああ、唇を吸うくらいなら良けれども、乳房など揉んだり吸ったりしてはならぬぞえ」。
「はい、かしこまりました」。
「ああ〜ん、ああっ〜。誰じゃ〜。わらわの乳房をペロリンペロリンくっちゃぶるものは誰じゃ」。
「欣弥めにございまする」。
「おお、欣弥か。乳房をペロリンペロリンと吸うだけならば良いけれど、わらわの大事な所に指など入れてはならぬぞえ」。
「かしこまりました」。
「ああっ〜ん、ああ〜。ああ〜、誰じゃ。わらわの大事な所に指を入れてかき回す者は誰じゃ〜」。
「欣弥めにございまする」。
「おお〜、欣弥か。指なら入れても良いけれども、堅くて太くて長い物など絶対入れてはならぬぞえ」。
「かしこまりました」。
「ああ〜ん、はあ〜ん、あっはあ〜ん。誰じゃ〜。堅くて太くて長い物をブチ込んで来る者は誰じゃ〜」。
「欣弥めにございまする」。
「おお、欣弥か。ブチ込んでくるのは良けれども、朝まで抜いてはならんぞえ」。
つづく
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