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時の話題2003-4
LAST UPDATE 2005-03-09
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今月の目次
◇印は《日々雑感》より転載
北朝鮮の核開発(03/4/27〜5/1) ◇自衛官募集と住民基本台帳(03/4/22〜24) ◇中国残留孤児連れ子訴訟(03/4/1) ◇戦争の目的(03/4/1〜13)

【北朝鮮の核開発】vol.118《日々雑感より》
◆北朝鮮が核開発を外交カードにしているが、この国の暴発を防ぎ、暴発を誘う国際圧力を諌める日本の外交を求めたい。迎撃ミサイルなどメーカーの利益になっても、実戦・外交的には無意味だろう。(339、03/4/27)
◆ただし、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)がらみの軍事情報は、防衛予算獲得狙いとも思える防衛庁リーク情報が多いのではないか。先のミサイル発射速報も、定例の軍事演習で防衛庁にも事前連絡済みだったことが「後」で公表されたが、こと軍事問題に関しては状況判断の冷静さを失うことそのものが危険性を高めると考える。(03/5/1筆)[→4月目次]


【自衛官募集と住民基本台帳】vol.117《日々雑感より》
◆防衛庁は何を守りたいのか?37年間にもわたり、全国各地の自治体から住民基本台帳に記された個人情報を得ていたことが明るみに出た。さもありなんである。高校生の就職にかかわって、全国統一応募用紙の取組があるが、その趣旨を踏みにじってきたのが防衛庁だ。身元調査や戸別訪問をして当たり前と思っているふしがある。防衛庁に情報提供を続けてきた自治体にも重大な過失がある。個人情報保護・人権擁護をないがしろにするものが権力をふるう事がいかに恐ろしいことか、十二分に反省し、この事態の是正のみならず、人権擁護施策の展開においても、徹底的に点検・反映させるべきだ。(336、03/4/22)
◆石破防衛庁長官は「専守防衛」が聞いて呆れる好戦的な軍国オヤジで、与党内でさえ「彼の在任中の有事法制化は危険だ」と言われている国防族。彼は情報提供した自治体に責任転かしたいらしいが、根本的な責任は防衛庁にある。好戦的な人物の都合の良い法解釈が暗黒時代を招く歴史を繰り返させてはならない。(337、03/4/24)[→4月目次]



【中国残留孤児連れ子訴訟】vol.116《日々雑感より》
◆31日、中国残留孤児の連れ子訴訟で難民条約・子どもの権利条約無視の判決。偽装結婚による非合法入国ならともかく、生活実態のある家族を引き裂く血統主義入管法こそ違法ではないのか。(328、03/4/1)[→4月目次]
 ※2005年3月 福岡高裁で逆転判決→vol.253中国残留孤児連れ子訴訟〜2


【戦争の目的】vol.115《日々雑感より》
◆大量破壊兵器で殺戮をしているのは米国ではないのか。精密誘導爆弾GBU-31Bの着弾誤差は13mというが、半径120m以内は100%死亡・365m以内は100%負傷という。シャーロッテ=アルデブロンの想像力もアーネスト記者の発言も真実の報道も、どれも覆い隠させてはならない。(328、03/4/1)
◆バグダッド陥落後も、イラク側の抵抗は続くだろうし、アフガニスタンと同じく、今後のイラク国内にも大混乱が予想される。「復興」に名を借りた大儲けもすでに始まっている。世界経済の不安定をうたっての便乗値上げや、朝鮮半島有事を煽っての強引な法制化など、日本国内の政治経済も、どさくさ紛れの強者の論理がまかり通るおそれがある。(330、03/4/10)
◆ラムズフェルドのあのはしゃぎぶりは何なんだ。対外侵略政策に国民を利用する為、昔話の「桃太郎」を改変して教科書に載せた明治政府と重なる。海の向こうの人々を勝手に悪い鬼だと騒ぎ立て、殺人強盗を立派な愛国行為と祭り上げ、物的資源をちゃっかりいただく手伝いを兵士たちにやってのけさせる。お次は人的資源を効率的に利用するための占領文治政策だろう。教科書検定もまた然り。(332、03/4/13)[→4月目次]





























<アンカージャンプ用の画面余白です>