Lepidosauromorpha:レピドサウロモルファ 鱗竜形類/りんりゅうけいるい 身近な爬虫類/レピドサウロモルファの一種ニホントカゲ
レピドサウロモルファの系統:
根__________Sauropterygia:首長竜
| |?___Placodontomorpha:板歯形類
| ?_____Younginiformes/ヤンギナ形類
|_______Lepidosauria:レピドサウリア/鱗竜類
|__キューネオサウルス
|__パリグアナ
|__Sphenodontia:スフェノドンティア/ムカシトカゲ類
|__Squamata:スクアマータ/有鱗類(ゆうりんるい)
(ヘビ、トカゲ、ミミズトカゲなど)
レピドサウロモルファとはいってみれば”レピドサウルス+(ワニなどよりもトカゲに近い爬虫類)”のことです。
レピドサウルスはスクアマータ+ムカシトカゲやキューネオサウルスなどのことで、日本語では鱗竜類。
スクアマータはヘビ+トカゲのこと。
首長竜や奇妙な絶滅爬虫類、板歯類もレピドサウロモルファである可能性があります。
レピドサウロモルファとは:
爬虫類のなかでもワニや鳥よりトカゲに近い動物たちのことです。代表的なレピドサウロモルファであるトカゲはもっとも身近にいるもっとも典型的な爬虫類だと言えるかも知れません。しかし、実はトカゲはかなり特殊化した動物です。
上の画像はオオトカゲの頭骨レプリカです。わかりづらいですが、後頭部の側面にある穴(側頭窓)の下側が切れています(ジャーガルが後ろにまでのびない)。これがレピドサウロモルファでしばしば見られる特徴ですね。ただし、側頭窓の下側が切れているからといってレピドサウロモルファというわけではありません。