「ラジオ・パステルコレクション」第4回 2001/4/29 25:00〜25:30 TBSラジオ
ナビゲーター 
 森川智之



●タイトルコール
『眠れない熱い夜、ありませんか。ラジオ・パステルコレクション。』

●オープニング
 今夜も、みなさんと過ごす楽しい時間がやって来ました。
「ラジオ・パステルコレクション」。ナビゲーターの森川智之です。
今夜の放送で4回目を迎えました「ラジオ・パステルコレクション」は、リスナーのみなさんと作って行く番組です。コーナー宛てのお便りはもちろん、番組宛の感想でもけっこうです。どんどんお便りを送ってくださいね。
そして、もうすでに、たくさんのお便りが、こちらのほうに届いています。
それでは、ここで早速ですが、お葉書を紹介しましょう。まず最初に…
『森川さん、始めましてこんばんは。女性の中で人気のあるボーイズラブ、と言ってましたが、おそらく近い将来、世界中に認められるものになる、と私は思ってますよ。
森川さん、このラジオで、多くの人々にボーイズラブを知ってもらいましょうね。』
ということです。ありがとうございました。さて、もう1通紹介しましょう。
『森川さん、始めまして。私が初めて聴いたドラマCDは、森川さんも出演されていた「真夏の被害者」で、「真夏」も他のCDも、どれを聴いてもとってもとっても面白くて、最高でした。以前に2001年以内に、ドラマCD100作越えるぞ、みたいなことを聞いていたので、そうなることを祈っています。ラジオ、これからもがんばってください。』
ということです。ありがとうございました。
そうです。インターコミュニケーションズから出ているドラマCDのタイトルが、まぁ順調に行けば、えぇ年内中には100作行くんではないか。そんなときには是非、内輪でパーティを開いてくれるとうれしいな、なんて思っておりますけども…。
ということで、みなさん、お便りお待ちしています。
それからですね、みなさんはペンネームを略してPNと書いてくれますけども。神奈川県の方から頂いたんですが、『PNを「パステルネーム」と呼んだらどうですか。』というアイディアをくれました。
ありがとうございます。そうしましょう。決定。
速い。決まりが速い。パステルネームですか。一応、「PN」と書いてくれれば、あの…僕、森川が、そのまま「パステルネーム」と呼びますので。よろしくです。
番組で取り上げることができなかったお便りも、必ず拝見させていただいています。
これからもみなさんの声を聞かせてくださいね。

さて、この番組では、ドラマチックな純愛をテーマに、女性に人気のファンタジー、ボーイズラブにスポットを当てて、お送りしているわけですが、大好きな作品がある人はもちろん、まだまだ初心者という人も、一緒に楽しんでくださいね。

『毎週日曜日の夜、眠れない夜を一緒に過ごしませんか?』


CM 
 『勝負はこれから』(山口勝平)
 『スーパーロボット大戦』
 『青の軌跡』シリーズ


●作品紹介
  あらためましてこんばんは。ナビゲーターの森川智之です。
この番組は、今、女性の間で密かな盛り上がりを見せている、ボーイズラブを、できるだけ多くのリスナーに届けたい、ということで始まったわけなんですが。
前回の放送では、小説とドラマCDのちょっと変わった楽しみ方…ということで、小説を読んだ自分の想像と、ドラマCDの違いを楽しもう、といった例をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
また、それとはまた逆に、ドラマCDを聴いてから、今度は小説を読んでみようかな…っていう楽しみ方もあるんではないでしょうか。
お勧めのドラマCDや小説、感動したエピソード、みなさんの楽しみ方やボーイズラブを初めて知ったときの話なんかも、教えてくださいね。

 それではここで、ドラマCDを少しだけご紹介しましょう。
今回のタイトルは、原作成田空子、「勝負はこれから」。4月の25日にですね、インターコミュニケーションズから発売されたばかりで、この番組のCMにも流れています。
シリーズ第3弾ということで、第1弾は「無敵なぼくら」、第2弾は「狼だって怖くない」。こちらのほうも好評発売中です。
それでは、早速聴いてみましょう。

勝負はこれから』(ダイジェスト)

 どうですか? なんていうか、こういう、元気で楽しくて、ちょっとやそっとじゃへこまない同級生っていましたよね。
この作品は、とある高校を舞台に、そこの生徒や先生が登場する、日常的だけどでもちょっと危ないお話です。
何が危ないかは、僕からは言えません。是非ドラマCDを聴いてください。
出演は、山口勝平、成田剣をはじめ、檜山修之、松本保典、伊藤健太郎の豪華メンバーが、シリーズを通して個性豊かなキャラクターを演じています。
そして、この「無敵」シリーズのニューフェイス・千葉進歩が、前向きで一生懸命なんだけど、どこかズッコケて憎めないやつを熱演しています。
ブックレットにはですね、みんなが楽しんで演じている収録風景の写真もあるので、是非チェックしてみてはどうでしょうか。
この作品に僕は出演していませんが、とにかく明るいこの作品、聴いてみてくださいね。

そして、みなさんお待ちかね、いよいよ公開。5月から始まる新しいドラマ情報です。作品とキャストが決定しましたので、いち早くみなさんにお伝えします。
タイトルは「お金じゃ買えないっ」。原作は、篠崎一夜。
そして、気になるキャストですが…、綾瀬雪弥役に石田彰、狩納北役に小杉十郎太、染矢薫子役に飛田展男、久芳操役に辻谷耕史、そして、許斐清貴役に鈴置洋孝、他、豪華キャストでお送りします。
この作品はドラマCDとして、5月25日に、インターコミュニケーションズ、ビビッド・コレクションから発売されます。
それをこの番組内で、少しだけ先行オンエアしてしまおう、というものです。そしてこの作品は、シリーズ第4弾ということなんですが、第1弾は「お金がないっ」、第2弾「お金しかないっ」、第3弾が「可愛気ないっ」、という。うん、面白いタイトルだな。というタイトルが好評発売中です。シリーズものということで、第4弾「お金じゃ買えないっ」がスタートする前に、「お金」シリーズをチェックされてみてはいかがでしょうか。


●ボーイズラブ促進委員会
 はい、ということで、この「ボーイズラブ促進委員会」では、こんなことをしてボーイズラブを広めてます、というレポートを大募集しています。こんなことをしたらどうですか、といったアイディアや、これでも促進しているのかな、といった疑問でもけっこうです。どんどん送ってくださいね。

さて、それでは早速お便りを紹介しましょう。今回はEメールでいただきました。
『森川さん、こんばんは。「パステルコレクション」放送開始おめでとうございます。「パステルコレクション」放送の告知があってから、全国の友人に、「森川さんのラジオ是非聴いてね」と宣伝しました。不運にも第1回目を放送を聞き逃した、という友人には、エアチェックしたテープを貸す予定です。』
というお便りをいただきました。ありがとうございます。
まあけっこう、どんなものでも、第1回目っていうのは、けっこう聞き逃したり見逃したりするものなんですよね。って、決定付けちゃうのも何なんですが、まぁ、かく言う森川もですね、結構、第1回目…楽しみにしているわりには、「あ、今日だった」、「あ、昨日だった」、とかっていうことって、けっこうあるんですよ。
それ、何故か、っつったら、生活のスタイルっていうか、生活の時間帯が、前の週までは違っていたりとかするんで、けっこうね、ぼーっとしていたり、侮っていたりするとですね、あっという間にその楽しみの時間が過ぎていたりとかするんですよね。
でも、次の週からは、結構あの…それに合わせて、日曜日のこの時間はラジオの前に正座をしていたりとか、…しているかもしれません。みなさんはどうでしょうか。
ということで、ありがとうございます。ラジオを通してもっともっと、ボーイズラブが広まってくれればうれしいです。
それから、お友だちの間では、うちはけっこう電波の状態が悪くて聴けないんです、みたいな人もいるかもしれません。そういう人には、是非お友だちの輪ということで、少し協力してみてはいかがでしょうか。
広げましょう、ボーイズラブ。

ということで、今日紹介した方には「ボーイズラブ促進委員会」会員ナンバー3番に任命します。おめでとうございます。みなさんも負けずにどんどん促進してくださいね。会員ナンバー4番をゲットするのは、君かもしれない。
お便りの宛先は、郵便番号160-0022、インターコミュニケーションズ、ラジオ・パステルコレクション、促進委員会まで。メールアドレスは、pastel@ic-enet.comです。

後半戦は、ぐっとアダルトな雰囲気でお届けします。ラジオのチューニングはそのまま。


CM 
 『お金じゃ買えない』
 『CHQ声優センター』
 『お金じゃ買えない』


●男の子のきもち
『ただの思い込みって思うかもしれないけど、恋ってまず、この人を好きだな…って思わなきゃ、始まんないものでしょ。だから、今夜はもう少し、このままで。』

 このコーナーでは、「男の子のきもち」と題して、みなさんがふだん疑問に思っていることや、悩みなんかを受け付けています。今回は、埼玉県の方からいただいたお便りをご紹介します。
『こんばんは。いつも日曜の夜が待ち遠しいくらい楽しみにして聞いています。私の知りたい「男の子のきもち」を、是非恋愛経験豊富そうな森川さんにお訊きします。
同じ学校の友だちの男の子のことなんですが、その子は学校とかで会うと、すごく意地悪だったり冷たかったりするんです。でも、夜とか電話で話をするときは、いろんなことを聞いてくれたりして、すごくやさしいんです。会ってるときと電話のときと、なんでそんなに違うんでしょう。森川さん、是非教えてください。』

というお便り。ありがとう。
男の子っていうのは、直接的に表現するのが、すごい苦手なのかもしれません。
会っていると、その正反対の行動に出たりするんですね。だから、もしかするとその子は、電話での会話が、本当の言葉だったり本音だったりするのかもしれませんよ。もしかしたら、あなたのことをすごい気に入っていたり、好きなのかもしれません。
僕もですね、けっこう小さい頃なんですが、小学校の頃だったけど、好きな子がいたんですよ、同じ教室に。で、結構、まぁ、その当時はね携帯電話とかありませんから、あのぉ…電話で話すっていうことは殆どなかったんですけども、どうしても教室の中だと、いじめちゃったりとかするんですね。で、泣かしてしまったりして、結構、周りの女の子からホントに怒られたりとかしたんですが、どうして泣かせてしまったんだろう。うん、ず〜っと反省してました。まぁ男の子って、そんなものなのかもしれません。
男の子のきもち、わかってもらえましたでしょうか。

●森川智之のひとりごと
 ここでは、声優としての、僕の普段あまり見せない一面を話して行こうと思います。
毎週トピックをひとつ決めてお話ししているんですが、今回は「声優になるには」。これについて語ってみようかな、と思います。

え〜「声優になるには」。けっこう、ファンレターの中に、「私は声優になりたいんです、森川さん。どうすればなれるんですか」っていう、けっこう難しい質問をいただいたりして。なかなかファンレターっていうのは、お返事は書けないんですけども…。う〜ん、いちばん困ってしまう質問なんですよね。
声優になるにはどうすればいいのか。もちろん、養成所とかね、劇団とか、そういうとこに入ればね、そういった各プロダクションに行く道っていうのはあるんですけども。
声優になるには。それを訊いて来るのは、おそらくどんな準備をしたらいいのか、とか、どういうことをしてればいいのかとか、例えばどんな人がなれるのか、みたいなことを、だぶん訊いて来るんだと思うんですが。
まぁ、はっきり言ってしまうと、普通でいいです。えぇ。
特別な声とか、不思議な声をしているから、私は声優に向いているとか、そういうお手紙もあるんですが、別にそれは関係ないです。普通に、例えば…感動する本を読んで涙して泣けたりとか、それから、楽しいことがあって、大いにね大笑いしたりとか、そういういわゆる、喜怒哀楽の表現が普通にできれば、声優にはなれます。
だから、どっちかっていうと、そうですねぇ…小さい頃から感性を磨く作業をいっぱいしておけば、すごい表現豊かな声優さんになれるんではないでしょうか。
僕は、親が絵描きなんですよ。で、けっこうキャンバスとか油絵の具のパテとか、いろんなものに囲まれて、小さい頃育ってたんで、遊び道具はペンとか筆とか、それからもちろんこの番組の名前でもあるパステル…っていうね、あるんですよ、ちょっと固い、クレヨンよりもちょっと固いやつがあるんですけど、そのパステルで遊んだりとかした記憶があります。小さい頃からそういう絵に囲まれた生活をしていたんで、けっこう自分なりには絵心というか、絵を見る目はあるような気がするんですが。
うん。でも、これは僕の財産で、小さい頃そういうところで育ったもんだから、まぁ、おかげさんで、そういった感性は磨けたのかな…と思います。
またね、彫刻とか、それからたくさんの本、映画、もちろんドラマCD。え〜、いわゆる声優・俳優になるには、いろんなもんが、例えば栄養になったりとかするんですよね。
道を歩いてても、例えば…うん、すれ違った人がすごい深刻な顔をしていた、この人はいったい何を考えているんだろうとか、例えば、この人は携帯電話ですごい大笑いして街を歩いているけど、いったい相手はどんなことを言っているんだろうか、とか、そういった、なんか、こう感性を磨く…作業って、大切だと思います。だから、声優になるには…
うん。ひと言で言えば、小さい頃から感性を磨くことかな。

続いては、まさにパステルなあのコーナー。今夜のパステルスポットは、どこでしょう。

●パステルスポットコレクション
 さて、今日最後のコーナーは、パステルスポットコレクション。
このコーナーでは、みんなの淡い想い出の詰まった場所に、エピソードを添えて送ってください。

そして今日は、たくさんのお便りの中から、このお便りをご紹介します。
『私にとってのパステルスポットは、中学3年の時の教室です。
当時、片想いだった人との淡い想い出がたくさん詰まっているあの教室。
もう行くことはないでしょうけど、思い出すたびに胸がせつなくなるような気がします。彼は今、どこで何をしているのでしょう。』
というお便りをいただきました。う〜ん「彼は今、どこで何をしているのでしょう」。
きっと素敵な人生を送っているのではないでしょうか。
うん。そうですね〜、僕もパステルスポットを自分なりに考えたときに、けっこう学校の教室っていうのをね、まず、実は真っ先に思い出したりしたんですよ。
何故か、あのぉ…中学校の時だったんですけども、教室が、あのぉ…今はないかもしれませんけど、床が板張りで、ちょうどね僕らの教室が剣道部の部活動の練習場だったんですね。
だから、よく竹刀で振り回しているんだろうから、朝行くと蛍光灯が割れていたりとか、床の板が穴空いていたりとか、けっこう…あのぉデンジャラスな教室だった想い出があります。うん。
何故か学校の想い出って、パステル色じゃなくて、セピア色だったりするんですよね。
これ、不思議ですよね。

さて、みなさんも、愛の告白をした場所や、せつない別れの場所など、淡い想い出がたくさん詰まったパステルスポットを、エピソードと一緒に送ってくださいね。


CM 
 『青の軌跡』シリーズ
 CD版『ラジオ・カレイドスコ^プアイズ』
 『スーパーロボット大戦』


●エンディング
 みなさんと一緒に過ごして来ました、「ラジオ・パステルコレクション」。
そろそろお別れの時間が近づいて来ました。
さて、今日からゴールデンウイーク、いよいよ突入です。みんなはどこかへ行くんでしょうか? せっかくの大型連休、有意義に過ごしてくださいね。
さてさて、今夜ご紹介したコーナーや、番組への感想などのお便りは、郵便番号160-0022、インターコミュニケーションズ、ラジオ・パステルコレクション、それぞれの係りまで。メールアドレスは、pastel@ic-enet.comです。
どんどんお便りください。そして、番組に参加してくださいね。
最後に、今日番組内で紹介したドラマCDをもう一度ご案内します。
タイトルは「勝負はこれから」。4月25日に発売されたばかりなので、気になっている方は、是非お近くのアニメイトや取り扱い書店などで探してみてはどうでしょうか。
詳しいことは、インターコミュニケーションズまでお問い合わせください。電話番号は、東京03-5287-6141。平日朝10:00から夜7:00まで受け付けています。
ホームページアドレスは、ic-net.comにアクセスしてください。
また来週も楽しい時間を一緒に過ごしましょう。ナビゲーターは、森川智之でした。