WAVEレーベルの広告であるが、やはり「5.21」を強く意識した
ものだ。意識しているのはWAVE側である。
大書すべきは、世界中でここまで「ただの日にち」に囚われ続
けたバンドは無いであろう、という事だ。
何故、我々はこの「5.21」に心トキメキ、ワクワクするのか。
自分で書いておいて何ですが、賢明な皆様ならお解かりだと思う。
残念に思うのは、「EP-4=シール」というイメージが強く成り過ぎ、
「スキャンダルが、本質を上まってしまった」ことだ。
それは、カオルにとって本意だったか、不本意だったか。
最後に、この広告の「迷宮的活動を展開する」というくだりは、
何が何だか解らないが、味がある。
「迷宮」の中で「活動」し、それを「展開」するのだ。
展開の果ては、また迷宮であろう。
単語一つ一つの意味は、矛盾している様に思うが「迷宮的活動を展開す
る」という、文章に成ると突然にカオルの顔が浮かぶ。