小説王における「短期」集中連載とは、何回なのか?


 月刊誌において「短期掲載」と銘打ってあるとしたら、皆さんは何ヶ月掲載と予想されるだろうか。

 圭骸は、8,9回、まあ短くても半年だろうか、と思う。


 角川発行の「小説王」で、「次号からEP-4リーダー、佐藤薫の短期集中連載が始まります」と告知があった。

 84年のことだ。圭骸は喜んだ。ああ、これからカヲルの文が毎月読める、、、カドカワだぞ、、、大舞台

 だ。これは元工作舎、後藤さんのお引きだろう。

 次の更新で掲載しますが、一回目が終わった。力が入って無く、なかなか良い。何よりカヲルが元気そうだ。

 次の月、イソイソしながら購入。そこには、こうあった。

 syousetu01.JPG

、、、まあ良くあるよな、こんな事、、、

そして翌月。


syousetu02.JPG

<小説王 84>


 そして、次の月。佐藤薫の文字は目次から消えていた。短期は「2回」、そういえば、短期大学は「2」年だった。


 余談だが、圭骸は小説王をコンプリートしていなく、当時何号か買い損ねている。この項の為に、全巻揃えようと

 ネットで調べ、ようやく一軒、京都に極めて近い古本屋さんを見つけ、早速注文した。

 注文確認とお礼を兼ねたメールが来た。

 圭骸は、そのメールの最後の部分を読んで凍りついた。勿論、御店主の間違いだろうが、、、そこにはこう記されていた。


佐藤さまのご紹介で、当店に
ご注文のほうをしていただいたと思いますが・・・今日はまだ
佐藤さんに会っていないので確かめてはいませんが、昨日この
「小説王」の話をしていて「探している人がいるから連絡して
あげます」とおっしゃっておられました。さっそくご注文して
いただき、ほんとうにありがとうございます。
 いまから店の方へ行って、佐藤さんにお礼を言ってきます。

 それでは今日はこのへんで失礼いたします。


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