EP-4 in Studio Voice
Studio Voice(流行通信ー以下 SV)も思い出深い雑誌だ。
往時の充実振りは素晴らしく、様々なジャンルに
網を張り巡らせていた。
その網に掛かった、「我等が」EP-4。
83年5月号のことである。
SVに感謝の念を込め、ここに掲載したい。
ライターは今野裕一氏である。
タイトルは「EP-4宣言」−
この号は、芸術手帖の項と同じく因縁めいていて「YMO特集号」だった。
実は、90年度に入って、一度だけ「EP-4」という活字がSVに踊った。
それは、90年代の奇跡といえましょうか。
ところで、それを掲載する前に皆さんにお伝えしたい事がある。
「圭骸スキャン・ルール」のことだ。
僕は、90年代、2000年代の雑誌はなるべくスキャンせずに、謹写させて
貰っている。カセットブックではないが「複製」と言う事にナーヴァスに
なっている。
しかし、80年代に刊行されたものについては、その資料的価値、何より
「リアリテ」を大事にしたいので、申し訳ないがスキャンしている。
さて、本文に戻るがこれから掲載するのは、禁を犯して92年12月号のSVだ。
ライターは香山リカである。
血を吐く様な激白だが、EP-4とYMOの活字が同一頁に載るのも珍しい。
この号も良く出来た話で、「YMO特集」だった。