【よろパラ 〜文学歴史の10〜 年表】
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【天文21(1552)年】
月日  天皇 政体 事項
2月26日 第105代
後奈良天皇
征夷大将軍
足利義輝
管領
細川氏綱
政所執事
伊勢貞孝
関東管領
上杉憲政

関白
二条晴良
細川氏綱、管領職に就任

 養父は細川高国。
 三好長慶の推挙を受けて、
 管領に就任。


3月 平井城攻略戦

 北条氏康が、
 関東管領である上杉憲政の居城の平井城を攻略。
 憲政は、越後国へ逃亡する。
 ≫『関東管領』


12月9日 クリスマスの行事を開催

 周防国山口において、
 イエズス会によって、日本初のクリスマスが、
 執行される。


 

 《天文21(1552)年のポイント》

 この年、京では、三好長慶が、
 細川氏綱を自らの傀儡として管領に就け、
 中央の実権を掌握。

 また地方でも関東では、
 北条氏康が、関東管領である上杉憲政を駆逐し、
 関東の勢力図を大きく塗り替えた。

 そのような状況下、山口では、
 イエズス会によって、日本最初のクリスマスミサが行われた。
 これは前年の天文20(1551)年に、大内義隆が、陶晴賢の叛乱によって滅亡する等、
 政治面で混乱を極める間隙を突いて、耶蘇教が、日本において、
 宗教的蚕食を進めていたものである。


 

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