【よろパラ 〜文学歴史の10〜 年表】
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【天長6(829)年】
月日  天皇 政体 事項
3月 第53代
淳和天皇
右大臣
藤原緒嗣
大納言
良峯安世
藤原三守
権大納言
清原夏野
飛鳥社、移転

 甘南備山から鳥形山へ遷る。
 なお移転前の甘南備山が、
 どこを指すかについては、
 不明である。


6月22日 国司に対して書生の雇用を命じる
 
 国司に班田を実施させるため。

8月20日 酒人内親王、薨去
 
 光仁天皇皇女。
 母は井上内親王。


12月19日 五百枝王、薨去
 
 父は市原王。
 母は能登内親王。


 

 《天長6(829)年のポイント》

 前年天長5(828)年に打ち出された
 勅旨田開墾の推進と言う政策に沿う形で、
 地方の人事や施設も整備された。

 そしてこの年、酒人内親王と五百枝王が相次ぎ薨去する。

 長岡京の残滓が、平安京の輝きの前に
 静かに霞み行く年でもあった。


 

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