【よろパラ 〜文学歴史の10〜 年表】
≫【よろパラ年表】≫【TOPページ】
【顕宗天皇2(486)年】
月日  天皇 政体 事項
3月 第23代
顕宗天皇
大臣
平群真鳥
大連
大伴室屋
曲水の宴を開催

 大臣、大連、国造、伴造らを集めて、
 曲水の宴を開催する。


8月1日 天皇、憤怒の情を示す

 顕宗天皇は、
 自分の父を殺害した雄略天皇に対して、
 激しい憤りを示したが、億計皇太子によって、
 諫止され思い止まる。


10月6日 宴を開催

 大臣、大連、国造、伴造らを集めて、
 宴を開催する。


 

 《顕宗天皇2(486)年のポイント》

 顕宗天皇は、かつて雄略天皇によって、
 父の市辺押磐皇子が罪も無いのに殺害された上に、
 その遺体を無造作に遺棄されたことを怨み、その報復処分として、
 雄略天皇陵を暴くことを、兄である億計皇太子に相談する。

 億計皇太子は、顕宗天皇に対して、
 顕宗天皇自身の「天皇の徳」を説いて、
 諫止する。

 この年、天下は安泰で、
 群臣を招いての宴会が開催され、
 人民も徭役によって酷使されることもなく、
 農作物は豊作で、飢える者も無く、国中に人は皆、
 幸せに過ごしたと言う。


 

≫【よろパラ年表】≫【TOPページ】

 (C) よろパラ 〜文学歴史の10〜