牧師室より

海外のイースターの過ごし方を紹介する。米国ではウサギが活躍するが、オーストラリアではビルビーという動物が卵を配るとされている。ビルビーはウサギに似た有袋類の動物で、絶滅危惧種。フィンランドでは、イースター前の日曜日に子どもたちは魔女の格好をして近所をまわり、ネコヤナギの小枝を振りながら、幸運を祈る呪文を唱える。そのネコヤナギの小枝を渡す代わりに、子どもたちはお菓子を貰う。バミューダ諸島では、イースターの日に空高く凧を揚げる。凧はイエスの復活を象徴するそうだ。またノルウェーでは、復活節の時期、ミステリーやクライムの小説、映画を楽しむとのこと。 私たちも工夫して、この時期を楽しむと良いかもしれない。(中沢譲)