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最近買ったCD 1 左上から Smiles, Vibes & Harmony / VARIOUS ARTISTS Tendance d'eau / 白鳥由里 太陽とハナウタ / 渡辺満里奈&鈴木蘭々
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Tendance d'eau
/白鳥由里
Smile, Vibes
& Harmony
/VARIOUS
THE WILSONS
/THE WILSONS
太陽とハナウタ
/渡辺満里奈&鈴木蘭々
それでも愛してる
/奥菜 恵
The Complete Hits
/Billy Joel
Garland
/南野陽子
<はじめに>
空気が澄んでいることもあってか、秋に音楽を聴くととても音が澄んで聞こえます。加えて“げーじつの秋”というわけで、この9月から11月にかけてかなりのCDを買い漁ってしまいました。というわけで、もう秋と言うにはちょっと寒すぎる季節になってしまいましたがここ最近買ったCDから、繰り返して聴く回数の多いものを何枚か紹介します。相変わらず、洋楽邦楽ジャンルごちゃごちゃですが、おつきあいの程をお願いしますデス。<Tendance d'eau / 白鳥由里>
白鳥さん3枚目のアルバムは水がコンセプトだけど、サウンドはちょっとフランスっぽい?今までのアルバムは打ち込みの曲多かったですが、今回は殆どが生演奏。それでも世界観が変わらないのはすごいです。プロデュースの新居昭乃さんて人、ただ者ではありません(^^;。
サウンド的にはどことなくYMOのやっていたいわゆるテクノポップ風な曲、フュージョン風な曲、ジャズっぽい曲、ピアノ弾き語りの曲がうまく混ざっていて、私が好きなものばかり(^^)。
どの曲も本当に完成度が高いですが、“上海より愛をこめて”、“人魚の入浴”、“Hello, Mr.Cat Bon”がお気に入り。それにしても岩男潤子さんといい、白鳥由里さんといい、最近の声優さんのアルバムの完成度は本当に侮れませんよ。<Smiles, Vibes & Harmony / VARIOUS ARTISTS>
Brian Wilsonのトリビュートアルバムですが、あくまでもビーチボーイズのトリビュートアルバムではないところがみそ。“FUN FUN FUN”とか“SURFIN' USA”とかのメジャーな曲は殆どなく、マニアックな選曲になってます。その分Brian Wilsonに対する思い入れの強さが伝わってきますが、それにしてもマニアックだ(^^;。
“PET SOUNDS”がほぼ完コピでステレオで聴けたのが感動でしたが、もうすぐあれが出ちゃうから感動が持続するのはそれまでかな(^^;。あとは“Dance Dance Dance”、“Darlin'”あたりが変にオリジナルをいじくることなく且つ現代風にアップデートされていて好きです。<THE WILSONS / THE WILSONS>
Brian Wilsonの二人の娘さんのTHE WILSONSとしてのファーストアルバムです。そして、ナナナントお父さんも後ろで「あー」とか「うー」とかコーラスをやってくれてます(^^;。それだけでもすごいですが、1曲目はCarol Kingの曲だし、ビーチボーイズのカバーはあるし、お父さんの新曲もあるし(プロデュースもお父さん!)、もう感動せずに入られません(かなり大げさです)。
というわけで“Monday Without You”、“'Til I Die”、“Everything I Need” が大好きです。9月から10月は聴きまくってました。<太陽とハナウタ / 渡辺満里奈&鈴木蘭々>
この二人が同じレコード会社(大滝詠一のOoレコード!)だったことからできた企画らしいです。特にこれは、って曲ではないけど、なぜか最近聴く回数が多いです。
ところで、最近は異色組み合わせによるデュエットが流行みたいで、有名なところでは「原 由子&香取慎吾」というのがありますが、他にももうすぐ「真矢&椎名へきる」、「桜井 智&飯島真理」というデュエットのシングルも出るので楽しみです。<それでも愛してる / 奥菜 恵>
奥菜さんの6枚目のシングル。曲調としてはいつものパターンですが、リズムギターが昔っぽくてなんか好きです。最後の「フッフー」というコーラスはストーンズの“Sympathy For The Devil”のパクリ?
ちなみに、この曲と前の“太陽とハナウタ”はリズムが似ているので違和感なく続けて聴けます(^^;。<THE COMPLETE HITS COLLECTION: 1973-1997 / Billy Joel>
この3ヶ月でいわゆるボックスセットのCDを3種類も買ってしまいましたが、そのうちのひとつがこれです。輸入盤ですが、「Billy The Best」の1〜3と未発表ライブの4枚組でしかも値段が5千円位だったのでこれは特だと思って買ってしまいました。
ところが、聴いてみて唖然。“Honesty”が入っていないんです!これにはだまされたと思いました(怒)。
でもビートルズのベストアルバムで“Let It Be”だけが入っていないようなもので、他にも良い曲が多いので1曲なくても満足できる内容だと思います。<Garland / 南野陽子>
最後は最近買ったというわけではありませんが、この時期になると毎年必ず聴いているアルバムということで紹介しておきます。
なんとなく初冬の頃の寒さとか寂しさを感じさせる北欧っぽい曲が多いですが、それだけではなく何となくビートルズ(っていうよりもビートルズの周辺のアーティスト)っぽい所が良いのかもしれません。“神様がいない月”は“Those Were The Days”っぽいし、“真夜中のメッセージ”は“Goodbye”っぽいし。“夕暮れのロマンス達”のピックベースっぽい音は60年代風の音だし。それにしてもこのアルバム出てもう10年も経ってしまったんですね(^^;。
(97.11.19)
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