長野県北安曇野郡松川村にある,絵本作家「いわさきちひろ」の「安曇野ちひろ美術館」内の「絵本カフェ」の,長野(信州)名物の「信州おやきセット」

2015(平成27)年10月8日

 長野県北安曇野郡松川村にある,絵本作家「いわさきちひろ」の「安曇野ちひろ美術館」内にある「絵本カフェ」のことは,2015(平成27)年10月8日長野県北安曇野郡松川村にある,絵本作家「いわさきちひろ」の「安曇野ちひろ美術館」内の「絵本カフェ」の,長野県千曲産の杏(あんず)をたっぷり使用した「信州産あんずのタルト」でご紹介しました。

 今回は,その「絵本カフェ」のメニューの内の長野(信州)名物の「信州おやきセット」についてご紹介します。

 「絵本カフェ」の「信州おやきセット」は,甘辛く煮付けた野沢菜の餡と香り豊かなきんぴらごぼうの餡のおやきを2個セットにしたものです。

 「おやき」は,小麦粉や蕎麦粉などを水で溶いて練り薄く伸ばした皮で,野菜や小豆などで作った餡(あん)を包み焼いた食品です。

 発祥地は,長野県安曇野地方と言われているようで,信州の昔からの郷土食です。

 特にシャキシャキの「野沢菜」を甘辛く煮付けたり,油炒めしたものを餡にした「野沢菜おやき」は1番人気のようです。

 「野沢菜」は,アブラナ科アブラナ属の2年生植物とのことで,長野県下高井郡野沢温泉村を中心として信越地方で栽培される野菜で,特産の野沢菜漬けの材料です。

 なお,山形県には,「野沢菜」と比較的形は似ているが葉と茎の部分が一緒になっていて葉も大きい「青菜(せいさい)」があり,山形特産の「青菜漬け」や「おみ漬け」の材料になっています。

 また,「野沢菜」を温泉で洗ったりゆがいたりする野沢温泉村の「麻釜(おがま)」のことは,2007(平成19)年2月15日長野県の野沢温泉スキー場でのスキーと温泉でご紹介しています。

 素朴な野沢菜のおやきやきんぴらゴボウのおやきを食べると,ホッと心が和み幸せな気分になります。美味しい「おやき」です。

 「おやき」は,「安曇野ちひろ美術館」のまわりに広がる安曇野の田園風景や北アルプスの風景によくマッチしています。

 私はドリンクセットに北安曇野郡松川村産の黒豆を使った黒豆茶をセットにしましたが,「黒豆茶」は香ばしくて「おやき」にとっても良く合いました。

 「信州おやきセット」は,2個セットで626円です。

 「安曇野ちひろ美術館」の電話番号は,0261-62-0772です。


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