聖餐式の言葉を考える

パン

永遠の父なる神よ、 わたしたちは御子イエス・キリストの御名によってあなたに願い求めます。 このパンを頂くすべての人々が、御子の体の記念にこれを頂けるように、 また、進んで御子の御名を受け、 いつも御子を覚え、 御子が与えてくださった戒めを守ることを、 永遠の父なる神よ、あなたに証明して、 いつも御子の御霊を受けられるように、 このパンを祝福し、聖めてください。アーメン。

水

永遠の父なる神よ、 わたしたちは御子イエス・キリストの御名によってあなたに願い求めます。 この水を頂くすべての人々が、 この人々のために流された御子の血の記念にこれを頂けるように、 また、いつも御子を覚えていることを、 永遠の父なる神よ、あなたに証明して、 御子の御霊を受けられるように、 この水を祝福し、聖めてください。アーメン。

聖餐式の間にすること

キリストの生涯と使命、そして贖いについて思い出し感謝する。

バプテスマの聖約を更新する。罪の赦しを更新する。

自分の生活を吟味し、罪を悔い改めるための時間を取る。
心の中にへりくだり悔い改める気持ちを持つ。

聖餐式では「打ち砕かれた心と悔いる霊」を捧げる。

雑学的知識

パン

一部のキリスト教会ではイースト菌を用いないパンを使っている。
これは、キリストと使徒たちが最後の晩餐(最初の聖餐)を行った日は過ぎ越しの祭りのときで、
この日はイースト菌を用いないパンを食べることになっていた。

水

当教会でも初期のころはワインを用いていた。
水を用いるようになった経緯は、教義と聖約27章に記載されている。

「1830年8月、ジョセフはぶどう酒を手に入れようとして出かけた。
その途中で、天の御使いに会い、この啓示を受けた。
当教会の聖餐式では、現在はぶどう酒の代わりに水が使われている。」(序文)

「見よ、わたしはあなたがたに言う。
聖餐を受けるとき、あなたがたがわたしの栄光にひたすら目を向けて、
あなたがたのために葬られたわたしの体と、
あなたがたの罪の赦しのために流されたわたしの血を父に記念して、
それを受けるならば、あなたがたは何を食べ、何を飲んでも差し支えがない。
それゆえ、わたしはあなたがたに戒めを与える。
あなたがたは敵からぶどう酒も、強い飲み物も買ってはならない。」(2、3節)

知恵の言葉が載っている89章が啓示されたのが1833年2月27日なので、
知恵の言葉よりも先に聖餐式ではワインを用いていない。

この啓示が与えられた理由とその意味について、
ジョセフ・フィールディング・スミス大管長は次のように説明している。
「この天の使者はジョセフ・スミスに、聖餐に何を用いても差し支えない、
また敵からぶどう酒も強い飲み物も買ってはならないと告げた。
その理由は明らかである。
預言者には多くの敵がいたからである。
しかし、それには、単に敵から身を守るということ以上の意味がある。
なぜなら、これらのものに不純物を混ぜようとする邪悪で腹黒い人々に対する
警告でもあったからである。
当時の初期の教会には、聖餐には水しか用いないという習慣はなかったが、
このとき以来、ぶどう酒に代わって水が用いられるようになった。
それまでは、血に似ているということでおもにぶどう酒が用いられていたのである。」

ワインに不純物が混入されていることは、近年でも、
1985年にオーストリア産ワインにジエチレングリコールが混入されていた例があった。

血

アダムとエバが赤い禁断の実を食べて堕落した。
キリストが赤い血を流して贖いを行った。
堕落により人類は血によって生かされる体(病気になり、老化し、死ぬ体)になった。
贖いにより人類は霊によって生かされる体(不死不滅の体)を得られる。

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