竹取物語(かぐや姫)
かぐや姫は月の国に住んでいたが、ある罪を犯してしまい、
罰としてこの地上に送られた。
赤ちゃんの姿にされて、竹林に置かれた。
竹取りのおじいさんは、光り輝く赤ちゃんを見つけ、
家に連れて帰って、おばあさんと一緒に育てた。
その後、竹の中に金を見つける日が続き、夫婦は豊かになっていった。
子供はどんどん大きくなり、三ヶ月ほどで年頃の娘になった。
娘は光かがやいているので、「かぐや」と名付けられた。
それから三年が経った頃、かぐやは月を見て物思いに耽るようになった。
彼女は育ての両親に8月15日に月に帰らなければならないと告げた。
しかし、帰りたくないと、激しく泣いた。
月から迎えが来る日、軍勢を用意して帰ることを阻もうとしたが、
天界人の力によって戦う力を失った。
天界人はとても清らかで美しく、老いることもない。
天界の王は、かぐやの罰の期間が終わったので天界に連れ帰ると言った。
天界人は羽衣と不死の薬を持ってきた。
羽衣は地上でのことを忘れさせる。
天界人がかぐやに羽衣を着せたので、
かぐやはこれまで地上で経験したことを忘れてしまい、
車に乗って天に昇って行った。
かぐや姫の犯した罪が何なのか、地上に送られるのがなぜ罰なのか、
この物語に中には書かれていない。
罪については、まったく想像がつかないが、
この地上に置かれることが罰になるのは分かる。
天界人は清らかで、不死なのに比べ、
この地上は悪が満ち、苦難、病気、老いのある世界だ。
天界人から見ると地獄に見えるのだろう。
だから地上の生活が罰になるのだと思う。
かぐや姫は天界に戻るとき、羽衣を着させられ、
この地上の汚れた経験の記憶を消させられ、
不死の薬で老いない体に戻された。
この話を聞いたとき、私たちの教会で教えていることに当てはめることができると思った。
アダムとエバの背きによって、アダムとエバは現在の地上の過酷な環境に置かれた。
また老いない体から、老いて、やがて死ぬ体に変わった。
それがアダムとエバにとっての罰になった。
しかし、キリストの贖いにより、これらは回復され、
私たちの罪はぬぐい去られ、思い出すことはない。->「天界の羽衣」
復活して、不死の体をいただく。->「不死の薬」
かぐや姫が天界に帰りたくないと言ったように、
わたしたちも、この地上で得たことに執着していると、
この地上での生活を終えたくないと思ってしまう
(つまり、死ぬことを恐れる)
しかし、死は終わりではない。
この地上での生活は神が定めた計画の中の一段階に過ぎない。
ホーム