神権時代

聖句ガイドより
福音の神権時代とは、権能を与えられた、
聖なる神権の鍵を持つ僕を少なくとも一人、
主が地上に置かれる時代をいう。

アダム、エノク、ノア、アブラハム、モーセ、イエス・キリスト、ジョセフ・スミス
などは、それぞれに新しい福音の神権時代を開いてきた。

主は一つの神権時代を起こされるとき、
その時代の人々が救いの計画を知るに当たって
過去の神権時代に頼る必要がないように、新たに福音を啓示される。

ジョセフ・スミスによって始められた神権時代は「時満ちる神権時代」と呼ばれている。

神権時代は英語でdispensation、一般的には、分配、統治、制度、体制という意味。

主要な神権時代
アダム 紀元前4000年ごろ〜紀元前3300年ごろ
エノク 紀元前3300年ごろ〜紀元前3000年ごろ
ノア 紀元前3000年ごろ〜紀元前2000年ごろ
アブラハム 紀元前2000年ごろ〜紀元前1800年ごろヨセフまで
モーセ 紀元前1400年ごろ〜紀元前 400年ごろマラキまで
イエス・キリスト 30年ごろ〜 100年ごろヨハネまで
ジョセフ・スミス 1830年〜 現在
アメリカ大陸の神権時代
ヤレド 紀元前2200年ごろ〜
リーハイ・ニーファイ 紀元前 600年ごろ〜紀元420年ごろ

背教、神権時代、回復

背教は罪悪である。
ある個人や特定のグループがイエス・キリストの福音の真理から離れ、
預言者を拒み、罪に陥るときに、彼らは背教した状態にある。

背教が起こる仕組み

回復

回復とは、何かを元の状態に戻すことを意味する。
すでにあるものを変えて、新たに何かを作り出す「改革」とは異なる。
例えば、古い家を「回復」する場合には、もともとの設計図のとおりに建て直す。
新しい暖炉を増設したいということになると、
それは家を変えることになり、回復ではなくなる。
イエス・キリストの福音は回復される必要があった。
なぜなら、それが大背教の間に失われてしまったからである。
人々は何世紀もの間、真の教会がない状態で生活していた。
そのため、主は御自身の教会と福音を、ジョセフ・スミスを通して回復した。
イエス・キリストの真の福音はこの世にとどまっている。
この世は次第に罪悪が満ちていくが、
イエス・キリストの教会は終わりまでなくなることはない。

神権時代の導き手

これらの預言者たちは非常に深い信仰と善い行いのために神から召された。
彼らに与えられていた神権の鍵は、預言者ジョセフ・スミスに回復された。

アダム
アダムは真の開拓者だった。
彼は地上における最初の人で、最初の預言者だった。
アダムは自分の家族に福音を教えたが、初めのころでさえ、
多くの人が闇の中で自分の知恵を求め、真理を拒んだ。

エノク
エノクによって築かれたシオンの町は、あまりにも義にかなっていたため、
人々は神とともに住むために天に取り上げられた。

ノア
ノアの家族のうち、ノアの警告に聞き従った8人だけが洪水を逃れた。
ノアが神権を受けたのは10歳のときで、
また巨人たちがノアを捜して命を取ろうとした。

アブラハム
アブラハムは、邪悪な祭司たちによって、いけにえとされそうになったが、
天使によって救くい出された。
彼は、幾つかの偉大な啓示を受けている。
前世についての示現はその一つである。
教会の会員たちは、アブラハムの子孫であり、
アブラハムの聖約という名前は、彼にちなんで付けられた。

モーセ
モーセはイスラエル人たちをエジプトから導き出し、
自由となれるように助けた。
彼はその民が神の顔を見ることができるように、彼らを聖めようと熱心に努めた。
しかし、彼らは心をかたくなにし、神の臨在に堪えることができなかった。
実のところ、彼らは自分たちの背教のために、荒れ野を40年間さまよった。

イエス・キリスト
イエス・キリストは福音を教え、多くの奇跡を行っただけでなく、
地上に主の教会を築いた。
主はわたしたちの罪を贖い、十字架上で亡くなり、そして復活したが、
それはわたしたちが霊と肉体の死を克服できるようにするためだった。
主は今日においてもこの教会の頭であり、主と天父が神権の権能の源である。

大背教
救い主の復活の後、主の使徒たちや教会のほかの指導者たちは福音を広めようとしたが、
人々は彼らの教えを拒んだだけでなく、何人かの使徒を殺してしまった。
人々の罪悪のために、完全な福音が地上から失われた。
この世は霊的な暗闇に陥った。 宗教改革
大背教の間、ヨーロッパに住んでいた宗教に熱心な人々は、
イエス・キリストの福音が正しく教えられていないことに気がついた。
3人の改革論者たちは、預言者ではなかったが、
彼らが理解できるかぎりの真理を教えようと最善を尽くした。
そして、より多くの人々が聖書を読めるようにした。
多くの人々が宗教の自由のために戦い、福音の回復に必要な土台が築かれた。

ジョセフ・スミス
完全な福音は永遠に失われはしなかった。
神は、大切な真理を再び、ジョセフ・スミスに明らかにした。
天の使者がすべての必要な神権の鍵をジョセフ・スミスに回復した。
それによって、この時代が「時満ちる神権時代」となった。
また、この時代は「末日」とも呼ばれている。
なぜなら、イエス・キリストの再臨の前の、最後の神権時代だからである。

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