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鶴居軌道跡を歩く 14


(丘の裾を行く軌道跡から離れて。左が市の展望台方面、右が温根内ビジターセンター方面。)

 1つ目の木道入り口から500メートルで、2つ目の木道入り口に着いた。ここで軌道跡と別れて、木道へ出てみる事にした。軌道跡を離れた所から見て、そこに小さな列車がコトコト走っていたのを思い浮かべるのも、また楽しい。
 木道には、度々、丁寧な案内板があり、湿原の成り立ちや、季節の草花、住んでいる動物たちなどの説明が書かれていた。ベンチもあるので、一休み。かきつばた、ドクゼリ(牛をも倒す毒性があるという)、ヒメカイウ等の花が少しずつ咲いている。後で、食虫植物もあると知って、見てみたかったなと思う。

 先ほど、どんどん先へ行って見えなくなった青年が、なんと温根内の方から戻ってきた。思わず「あれ、あっちまで行ったんですか、また戻るんですか」と声をかけたら、「はい。」との返事。ひょろりとしていて、そんなに歩くような人とは思えなかったので、不思議な気持ちがした。

 最後の方で、湿原の中から確かに丹頂の声が聞こえた。改めて耳を澄ましてみたけれど、それきり聞こえなかった。


(カキツバタ(杜若)アヤメ科)

(サギスゲ(鷺菅)カヤツリグサ科)

 

 

 

 

 


(ヒメカイウ(姫海芋)サトイモ科)