笑う門には

2026年08月30日

50日ぶりの降雨が

 梅雨明け以降一滴の雨も降らなかった福岡地方。丁度50日目の8月26日の夕刻、前触れのような雷鳴が襲いかかってきて、そのあとに、本格的な雨が降り出した。垣根に這わせていた朝顔が、青息吐息だっただけに、その喜びようは大変なものです。生き返ったのです。
1時間に67ミリという降雨量は、この地方ではついぞ記憶から遠ざかっていただけに、ボクも嬉しさいっぱいでした。ところが、カミナリさんは喜びだけはくれません。マッチ箱のようなボクの住処を根こそぎ押し倒しそうな音です。子供の頃に、蚊帳を吊って隠れていたことを思い出しました。
何十年ぶりかの雷鳴と土砂降りでしたが、被害がなくてよかったです。と喜んでいたら翌朝には、またもや能登地方に豪雨が襲った。皆さん、無事でありますように。(2026年08月30日)


お盆だけ…親不孝

 お盆も過ぎて一息ついたとき、新聞の文芸欄(川柳)に次の句が紹介されていた。

お盆だけ先祖を想う親不孝

なるほど、我が身を攻めたてる名句である。片手におやじが好きだった日本酒の瓶をさげて、提灯に照らされるご先祖さまのお位牌にむかった。「長旅で疲れたろう」と囁きながら、静かに過去を振り返る。先の名句は、その翌日の朝刊に掲載されていた。お盆が過ぎるとその気持ちも、忘却の彼方に追いやられているのだろうな。(2026年08月23日)


お盆が来たのに雨降らず

 ご先祖さまが年に一度だけ、天国から地上に降りてこられるお盆なのに、日本列島は大荒れ。台風13号が沖縄を直撃して中国本土へ向かったかと思えば、間髪おかずに15号が襲いかかった・それも、聞いたこともないコースを通って日本海に抜けた。その度に、風と雨を巻き散らかしながら。あたかも熊本地震の被害で人々が大慌てしているさなかである。
でも、ボクが住む福岡地方には雨が降らない。梅雨明けの前日(7月7日)から、一滴の雨も降っていないのである。折角ダムの貯水率が回復したと喜んだのに。天の神さまも、なかなか人の喜ぶことにばかりは気を遣ってくれないものだ。(2026年08月16日)


懐かしい八代の街が…


 震度7の大地震に襲われた熊本地方は、ボクの伝説紀行制作にとって欠かせないテリトリーでもあります。特に被害が際立った日本製紙工場の大煙突崩落のニュースを見たときは、思わず「うそっ」と発し、天を仰いだものです。
100メートル級の赤白煙突の何本かが崩れ落ちるのを見たら、一度でも八代市を訪れた人なら誰もがショックを受けたはずです。写真は、人吉から博多に帰る際、JR八代駅ホームから撮ったものと八代亜紀さんが寄贈した油絵「故郷への想い球磨川」です。八代市出身の八代亜紀さんが描く絵のように美しい景色が、無残な姿に変わってしまったのですからね。出来たら、今にでもお見舞いに駆けつけたい。そして、亡き八代亜紀さんと並んで、じっとあの方向を見つめていたい。
(2026年09月09日)

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