国分寺の美術品

  国分寺には幾つかの美術品があります。 そのうちの幾つかを紹介します。
  これらの美術品は国分寺により保管されていたもののほかに他寺から移行したものがあります。
  明治の初め全国各地で廃仏毀釈運動がおこり、各地の寺院や仏具の破壊が行なわれました。
  この際、多くの寺が整理されその所蔵品が国分寺に移されたということです。
  参門前の仁王像は高良山中の寺が整理され、山中の谷川に放置されていたものを当時の
  国分寺住職が5年掛かりで移設したということです。
  天台宗は8世紀に比叡山の延暦寺から始まりますが、様々な歴史を積み重ねながら今日が
  あるということです。

  これらの美術品を見るとき国分寺の歴史の長さを感じます。
    (これらの美術品の写真は、九州歴史歴史資料館 研究論文集から転写したものです。) 
 
 

地蔵来迎図板碑
                              
木造如意輪観音座像

                                                      
  絹本著色両界曼荼羅図
      木造慈惠大師座像
    
参門前の石造仁王像
 
木造鬼子母神座像
 
絹本著色元三大師秘密供本尊
 
木造鬼大師座像
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