巻頭言2001-11
LAST UPDATE
2001-12-03
過去
2001-11-17
報復の連鎖こそ絶つべきですね。
「目には目を」だとか「左の頬出せ」だとか
旧約・新約の聖書の言葉がよく引き合いに出されていますが
それをいうなら
仏陀の「憎しみは憎しみによっては解決しない」と言う言葉こそ
今の僕たちは学ぶべきではないかと強く思います。
別に仏教徒になれと言っているわけではありませんが。
10年後、100年後と
より強固な平和社会を築くためにね。
さて、誰の言葉か失念しましたが
「戦争には敵も味方もない。戦争こそが敵なのだ」
という名言があります。
戦争は絶対悪であり、決して綺麗事なんかではないんだと
僕も強く思っています。
遺族会も「犬死にではない。英霊だ」などというのをやめて
「犬死にさせた軍国主義を繰り返させない」という考え方に
どうしてなれないんだろう。
お上は決して批判すまい
という深層意識が僕たちにも根強いんじゃないかと思います。
だから僕は「水戸黄門」の印籠が嫌いなんですが。
(2001/10/25、ある青年へのレス〜掲示板)
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