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アロマテラピーとは

アロマテラピーとは、植物から抽出したエッセンシャルオイル(精油)に含まれる濃縮された植物エネルギーを、マッサージ・吸入・湿布・室内芳香・沐浴といった方法で用いる自然療法である。

アロマテラピーの始まり

アロマテラピーという言葉は、1930年代にフランスの化学者ルネ・モーリス・ガット・フォセによって作り出されたとされている。香料会社の研究室で働く彼は、実験室の爆発で手をひどく火傷した。ラベンダーオイルがやけどに効くということを聞いていた彼は、実験室にあったラベンダーオイルの缶に火傷をした手を突っ込んだ。火傷が驚くほど早く痛みが取れたばかりか、火傷の瘢痕も残らなかった。彼は、この体験から精油を医療に使う研究をし、アロマテラピーの本を出版した。これがアロマテラピーという言葉の由来とされている。

エッセンシャルオイルとは

エッセンシャルオイルとは、花や草木から抽出したもので、非常に高濃度なものです。植物体の中にごく少量しか含まれていない為、例えば、バラの精油1滴(0.05ml)取るのにバラの花が30本以上、また、ジャスミンの精油1mlで1000本の花が必要となります。価格はラベンダー・オレンジ・ベルガモットetcで12ml瓶が2000〜3000円、ローズ・ジャスミンetcは2mlで10000円以上です。


エッセンシャルオイルの用い方

マッサージ 

マッサージは、エッセンシャルオイル(精油)を使用する最も有効な方法です。マッサージは循環を良くし、軽い痛みや苦痛を和らげます。精油は皮膚を通して吸収されます。問題のある部位・筋肉痛・肩こり・気管支炎といった部位にブレンドしたオイルを擦り込む。自分でマッサージする場合は、優しく心臓に向かってマッサージする。

マッサージオイルの作り方・・・キャリヤオイル(ホホバ油・スクワラン油・アボガド油・アーモンド油・小麦胚芽油etc) に、1〜2%濃度になるように精油を混ぜる。

皮膚になじみやすい、また、安全性にもっとも優れている、ということでホホバ油がお勧めです。

簡単な希釈方法として、用いる瓶の容量が何mlかを確かめ、その量を2で割った数が、その量のキャリヤオイルに入れる精油の滴数になります。つまり、10mlのマッサージオイルを作るためには2滴の精油を加えることになります。

(精油は混ぜた直後より1週間後、よりまろやかな香りになります。但し、3ヶ月位で使いきりましょう。)

沐 浴

◎ 風呂にエッセンシャルオイル(精油)を5〜6滴まぜて沐浴します。(子供の場合2滴加えるのが適当) 入浴する直前に加えて、よくかき混ぜて、10分間、お湯の中でゆったりとリラックスします。(お湯が熱すぎると早く揮発してしまいます。)

◎ エッセンシャルオイルをキャリヤオイルにブレンドしたものを 5ml まぜて沐浴します。(敏感肌や乾燥肌の人にむいています。)

吸 入

1リットルのお湯を沸かしてボウルにあける。そのお湯の中にエッセンシャルオイルを 5〜6滴入れます。そして、頭の上からタオルをかぶり数分間、ボウルから立ちのぼる蒸気を吸い込みます。

頭皮のトリートメント

キャリヤオイル(この場合、ホホバ油がよい。)10mlに エッセンシャルオイルを1滴の割合でブレンドする。シャンプー前に10分位放置する。その間、ビニールキャップをかぶって沐浴すると頭皮への吸収がより促進されます。その後は、普通にシャンプーします。  

ラベンダー・ローズマリー・ゼラニウムetc が効果的。

室内芳香

精油バーナー(小さなうけ皿に水を入れ精油を4〜5滴加え、その下からキャンドルで熱するもの)が一般的です。精油が熱せられると次第に蒸発し室内を芳香で満たしてくれます。

ラベンダーを使うと部屋の空気が心身をリラックスさせてくれます。また心地よい眠りに誘ってくれます。

イランイラン・サンダルウッド・ゼラニウムは、ロマンティックな気分にさせてくれます。

ハンカチ・ティッシュペーパーで吸入

ハンカチやティッシュペーパーに、エッセンシャルオイルを1〜2滴たらして必要に応じて嗅ぐ。

乗り物酔い(ラベンダー・ミント)、頭痛(ラベンダー・ローズマリー)、二日酔い(ジュニパー・ローズマリー)

 

エッセンシャルオイル取り扱いについて

  一般的に精油原液は皮膚アレルギーを起こすことがあるので、直接肌につけてはいけない。

  ただし、火傷・虫刺され・切り傷の消毒として、ラベンダー・ティートリー・ローズウッド 

  の1〜2滴を患部に用いることができる。

 

 

 

                 エッセンシャルオイル(精油)の種類と効果

精 油

香りの働き

効   果

ラベンダー 心身のリラクゼーション 眠りを誘うような心地よい香りなので、ストレスの多い人や不眠症の人にお勧め。
カモミール 気分転換・鎮静作用・不安解消効果 抗炎症作用があり、鎮静し緩和させる働きがある。一番役に立つ精油のひとつです。
ローズマリー 記憶力・集中力アップ 入浴時に使うと、森林浴の気分に。髪を柔らげる効果もあり、頭皮トラブルにも。
ユーカリ 部屋の空気のクリーニング・防臭、殺虫作用 鎮静・抑制効果があり、風邪・気管支炎に効果的。
ペパーミント 心身のリフレッシュ・清涼感 スッキリした爽やかな香り。風邪のひき始めやスポーツ後の疲労回復にも効果的。
ゼラニウム 心身のバランス回復・頭の皮脂分泌のバランス回復 スッキリした爽やかな香り。風邪のひき始めやスポーツ後の疲労回復にも効果的。
ティトリー 免疫力の向上 リフレッシュ・眠気抑制に効果的。
レモン 鎮静・抑制効果・疲労低減・集中力アップ 受験勉強・デスクワークに効果的
イランイラン 強壮・自信回復・催淫効果 皮脂分泌のバランスをとるため、乾性肌・湿性肌にスキンケアとして良い。
サンダルウッド 瞑想・精神集中 いやな考えが頭を離れず、不安になったり、気分転換が必要な時に最適。

 

 

 

エッセンシャル・オイルを安全に楽しむために知っておきたいこと  

エッセンシャル・オイルは100%純粋なものを選んで

エッセンシャル・オイルはごく少量しか採れないので、高価なものです。100%純粋な製品を選んで、安心して使いましょう。信頼できるお店で相談しながら買うのもいいでしょう。

肌につけられるエッセンシャルオイルとつけられないもの

アロマテラピーを始めたばかりの人は、直接、肌につけられるエッセンシャル・オイルはラベンダーだけだと覚えましょう。柑橘系のオイルは太陽にあたるとシミができてしまいます。

エッセンシャル・オイルは揮発するオイルです

エッセンシャル・オイルはフタを開けたままにしておくと、すぐに蒸発してしまいます。使用後はこまめにフタを閉めたことを確認する。

エッセンシャル・オイルは直射日光は嫌い

エッセンシャル・オイルは直射日光を防ぐために、濃い色のガラス容器に入ったものを選びましょう。保管場所は冷暗所に。

エッセンシャル・オイルは正しい使い方を守って

通経作用のあるオイルは、妊娠中の方は避けなければなりません。知らないオイルは、其々の働きを確かめてから使いましょう。

 

 

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