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2019-3、無事10回目の車検が完了しました。
その時の点検で、パワステフルードが汚いと指摘されました。
6年前にパワステホースの交換でフルードも半分交換しているのでそれ程汚い感じもしませんが…。
まぁ汚いと言えば汚いのですが。
2019-3-21、せっかくの機会なので全量交換にチャレンジしてみます。webで学びました。
古いフルードを抜きつつ新しいフルードを循環させていく方法です。
この方法だと前回のパワステホースの交換の時の様なエア抜きの必要がありません。
サービスマニュアルによるとうちのステージア(WGC34)は全量は1.0Lだそうです。
前回のパワステホースの交換の時は0.5Lしか抜けなかったので半分だった事になります。
まず始めに、ガレージジャッキでフロント両輪を持ち上げておきます。
次にリザーブタンク内の古いフルードを抜きます。
デフオイル交換の時に用意した、100均のシャンプーボトルのポンプを使いました。
隣の日産純正PSF1Lの缶は廃油受けです。
下写真では見えませんが、エンジンルームのリザーブタンク下辺りは、
わら半紙(梱包材)で養生してあります。後で掃除が面倒臭いので。
下写真右端に見えているピンクのわら半紙はお手拭きです。
リザーブタンクの中には仕切り板があるので、その奥までホースを突っ込んであげないといけません。
そうしないとリザーブタンクの中の半分位しか抜けません。
次にリターン側のホースをリザーブタンクから抜いて、100均のシャンプーボトルに差し込みます。
100均のシャンプーボトルは下写真の場所(エキマニ辺り)が納まりが良かったです。
もちろん車が温まっている状態ではありません。
リザーブタンク側のニップルはφ10mmです。
家にあったφ10mmのシリコンホース を短く切って、端を折り曲げてWクリップで止めました。
圧がかかるわけではないので、軽く差し込んでおくだけでオッケーです。
次にリザーブタンクに新しいパワステフルードをいっぱいに入れます。
この状態でエンジンオフのままハンドルを切ると、
古いフルードが排出されると同時に新しいフルードが循環されていきます。
ハンドルを端から端まで切ってもリザーブタンクの中は空になりません。
エアを吸わない様に、空になる前には新しいフルードを足しておきます。
この様な手順で廃油が1.0Lになるまで続けました。
一般的には古いフルードと新しいフルードは色が明らかに異なるので、
排出されるフルードの色を見ていれば全量交換出来たかどうか分かるそうですが、
うちの場合はそこまで汚くないので見ていても分からなかったので1.0Lとしました。
まぁでもこうやって見てみるとまぁまぁ汚いんですけどね。
交換が終わったら、手際良くリターンホースを元に戻します。
始めの時とは違ってリザーブタンクにはフルードがいっぱい入っている状態なので、
なるべく漏らさない様にします。
シリコンホースはその点やり易かったです。
リターンホースを戻したらエンジンをかけてみます。
エア噛みは当然無かったので異音はありませんでしたが、
リザーブタンクの中は細かいピンクの泡だらけになりました。
リターンホースを戻した時の分ですかね。
最終的にリザーブタンクの中のフルードの量を調整して完成。
交換後のフィーリングは何も変わりません。元々何も問題無かったので。
予防整備です。
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