2009-8-8、100,498km
以前、ほんとはタイミングベルト交換の時に一緒にやりたかったのですが。
部品だけは、タイミングベルトの部品と一緒に買ってあります。
ブラシ 23142-0B000 x2pcs。
それでは作業に入ります。
バッテリーとラジエターのアッパーホースの間にちょこっとだけオルタネーターが見えてます。
このオルタネーターを外す為にはラジエターのアッパーホースとFAN、FANシュラウドをどかす必要があります。
その為、冷却水を抜きます。アッパーホースを外してもこぼれない程度に。
ここで問題発生っ。腰が痛いっ。ぎっくり腰になりました。
でももう冷却水も抜いた事だし…。気合で続けます。
FANとFANシュラウドも外します。その為にはエアインテークを外す必要があります。
これでFANが外れます。
何故かFANとFANシュラウドは同時でないと外れません。同時に引き上げます。
キリン一番搾りは作業に必須アイテムです。
これでオルタネーターが外せます。
FANとFANシュラウドを同時に引き上げないといけないので、
ラジエターに傷がついてしまいます…。
オルタネーターを外しました。
オルタネーター。
三菱製。
Y33、Y34、C35、R34辺りが同じ物を使っている様ですね。
ステージア用は三菱製と日立製があるらしいです。
日立製だとブラシや整流器はリベット止めで分解不可、Rectifier Assyになる様です。
プーリーを外したとこ。
実は、タイミングベルト交換の時にこの手前までやっていたのですが、
プーリーのナットが外れずに挫折してました。
今回はエマーソンのインパクトレンチEM-118 (\2,980+送料\840で購入)があるので余裕でクリアです。
4本のボルトを抜いてひっぱれば、2個に分かれます。
内側の電極はかなり段付きになってます。
分解した反対側。
ブラシが見えてます。まだ十分ありそうです。
ベアリングをプーラーを使って抜きます。かなりきつくはまってます。
ほんとはベアリングプーラーという専用工具でやるらしいです。
ツメが薄く、電極とベアリングの隙間に入るそうです。
そんなもの持ってません。(→2011-12、購入しました。)
今回はいつも使ってる汎用のプーラーで出来そうなので、がんばって抜きます。
途中で、プーラーの軸がベアリングの内径より大きく、先に進みません。
ベアリングの入ってる軸にM2.5のナットを2個入れて長さを嵩上げして、なんとか抜けました。
反対側の大きい方のベアリングは、ハウジングにプラスネジ4本で固定されてます。
ただ、このプラスネジ、どうしても緩みません。
1個、なめかけてしまった…。
とりあえずハウジングごと軸からでかいプーラーで抜いてみました。
これで、プラスネジに全体重をかけて緩める事が出来ました。
インパクトドライバーがあれば良かったのですが…。(→2015-1、購入しました。\6,151。)
電極を軽くヤスリがけ。#1,000で。
内側の線キズはかなり深いので消えません…。
ハウジングからでかい方のベアリングを抜きます。
ソケットレンチのソケットを使ってます。
抜けました。
ブラシの交換。
まず、コイル部分を分離します。
100Wのハンダゴテでコイルのハンダを…あっ。
かしめてからハンダ付けしてあります。これじゃ無理…。
なので、分離せずにそのまま、コイル部分を無理やりちょっとだけ引き出して、隙間からRectifier Assyのネジを緩めました。
ハウジングだけ分離できました。
取り出したブラシ。左が新品、右が付いていたもの。
まだまだ十分な感じ。
新しいブラシの電極をハンダ付けして、Rectifier Assyを組み上げます。
組み上げです。
ブラシに針金を通して、引っ込めておきます。
ちなみに針金はクリップです。
ブラシは引っ込んでます。
組む時にベアリングがうまくはまらず、苦労しました。
ナナメに入ってしまって噛んでしまったのか…。
今度は抜こうにも抜けない。
あせって、工具でハウジングをたたいてる時、ツメを割ってしまいました…。
ぎっくり腰の上に右手人差し指のツメが割れてしまって、散々です。
オルタネーターの方は、無事完成しました。
車に取り付けて、動作確認もOKです。
大変そうだなぁと思った方はこちらに交換してしまうのも手かと。
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