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このミニジープにはバックライトがありません。なので作ります。
市販の自動車用汎用バックライトではサイズが合わない。
なので、100均の自転車用ライトを改造して作ります。
キャンドゥで売ってました。
単4電池2本、白LEDx3、ボタンを押す毎に、点灯→点滅→いろんな点滅をします。
これ100円って…すごいと思います。
ちなみにこの自転車用ライト、職場の人が自転車で使っているのですが、自転車の振動でOFFになってしまいます。
原因は、電源(電池)の接触不良による瞬断です。
対策として、上写真の電池端子が基板にバネで接触している所をハンダで固定、更にチップコンを入れました。
これで瞬断は起きなくなったそうです。
でも今回、この基板は使いません。
ユニバーサル基板を使って基板を作ります。
試行錯誤で無駄の多い基板です…。
元からある砲弾型LED3個はそのままの位置に残します。
理由は、透明カバーにレンズが形成されていて、スポットに集光してくれるからです。
バックライトの配光特性として、スポットで地面を照らす+全体を照らすという構成にしたいからです。
全体を照らす為に、ステージアのバックランプの時にも使ったFluxLEDを6個使います。
Vf=3.1V、If=90mA、60mA推奨、140°、30lm/90mA。@\33
基板完成。
LM317LZを3個使い、定電流回路としました。@\30。これは1個当たり100mAまで流せます。
FluxLEDには22ohmのチップ抵抗を使い、約60mA流します。
砲弾型LEDはスペックが良く判らないので62ohmのチップ抵抗を使い、約20mA流します。
FluxLEDの為に、リフレクターを加工しました。
完成。
JEEPの配線をします。
運転席に、ニュートラル(緑)とバック(赤)のインジケータがあります。
ここから配線を分岐するつもりです。
ところがこのインジケータ、あまりにも暗くて、特に昼間は点いているのかどうか判りません。
特に緑のニュートラル。
なので、まず配線の前に、これを高輝度のLEDに置き換えます。
どうせ豆電球でも入っているのだろうと分解すると、意外にもLEDでした。
今時はLEDの方が安いですからねぇ。
1.5kohmの制限抵抗がついてました。
このLEDを高輝度に交換します。
高輝度な緑LEDは手持ちが無かったので白LEDで代用しました。
これで明るくなり、昼間でも確認出来る様になりました。
このバックのインジケータまで、黒と紫の配線が来てます。
黒は多分GNDなので、紫がONの時に12Vが来る線だと思われます。
右前フェンダー内で、エンジン(トランスミッション)から来る配線とコネクタで接続されています。
ここからタップで分岐しました。
ちなみにこのコネクタからもう1本出ている緑/赤の配線は、ニュートラルのインジケータにつながってます。
一応、FUSEも入れておきます。500mAの物。この後熱収縮チューブで絶縁します。
GNDはテールランプ周りの配線から取ります。
緑の配線がGNDなのですが、すごい分岐してました…。
ここからタップで分岐してバックライトに接続、エンジンONすると?バックライトが点きます。
バックのインジケータとニュートラルも点いてます??
エンジン切って配線の確認。
なんとびっくりした事に、インジケータに来ていた黒の配線は、GNDではなく12Vでした。
キーONの時に12V来ます。
プラスのラインに黒使うなよなぁ…などと思いつつ、事前に電圧を確認しなかった事を悔やみながら配線を直します。
黒が12Vという事は、紫の線はトランスミッションの中でスイッチを通してGNDに落としているという事です。
黒の線をタップで分岐して、紫の線から分岐した線共々、リアまで持って行きます。
配線完成、動作確認、今度は問題無しです。
まだランプハウジングの固定方法が決まっていません。
とりあえずボディのABSの板にはさみました…。
必要なステーの寸法を採寸して、発注。
TRUSCO TK19-F5C 、フラット、鉄クロームメッキ、板厚2.0mm、幅19mm、長さ125mm、穴径6.5mm、購入時\163。
TRUSCO TK33-L3CM 、L型、鉄クロメート、板厚2.0mm、幅33mm、長さ101mm+51mm、穴径7mmx30mm、購入時\212。
部品届いたので取り付け。
ナンバー取り付けに使った塩ビパイプ固定用の金具(20A)をまた使います。
これを横向きにつけて、L型の金具、フラットの金具を付けてから100円ライト(改)をつけます。
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