キャンピングトレーラー RAPIDO club 31T バッテリー管理

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中古で購入したラピードに付いていたバッテリーはG&Yu SMF27MS-730 という物です。1個です。

いつ購入した物か不明です。CCAはメーカー公表値の730Amaxに対して実測598Aでした。

バッテリー管理の為の電力計が付いています。サンフジ電子のAM-120K-60F

上写真一番右のやつです。

多分キャンピングトレーラーのバッテリー管理の定番です。どこかで見かけた事あります。

電流表示は小数点以下1ケタです。精度はさておき相対比較の為にもう一桁は欲しい所です。

それに今時の物に比べてかなり大柄ですねぇ。

今時は中華で安くて高機能な物がいっぱいあります。新しい物に交換しようかと思います。

 

見つけた物はaliexpressのこちらです。100Aシャントの物を選びました。USD11.57でした。

日本の通販ではこちらが同じ物ですかね。

2021-2、届いたので動作確認。

安定化電源 KIKUSUI PMC18-5C で13.2V出力し、

電子負荷はaliexpress で購入したこちらで1.00A(設定値)引っ張ります。

テスターは、SANWA CD-720C。昔から使っています。信頼の日本製。

1.00Aを示しています。多分電子負荷とSANWAのテスターの値が正しいと思います。

もう1台のテスター、MASTECH M9807C。容量測定や周波数測定、温度測定も出来る高機能な物です。

昔秋月で買ったんだったかな?覚えてません。中華ですかね?

このテスターでの測定値は1.01A。ほぼ同じですね。

それに対して今回購入した電力計の測定値は1.03Aです。あれ?ちょっと大きい様な。

ちなみに商品ページには測定精度1.0と書かれていました。

単位書いてないんですけど…。もしかして1.0%ではないんですかね。

メーターの精度なのかシャントの精度なのかも分かりません。

ちなみにシャントは切れ込みを入れる事により微調整している様なのですが、届いたシャントには切れ込みがありません。

微調整の行程は端折ったんですかね…。

まぁいいです。相対比較には使えるでしょう。3%程高く表示される事をここに記録しておきます。

 

サンフジ電子のAM-120K-60Fを取り外して、代わりに新しい電力計をトレーラーに取り付けました。

そうしたらなんとっっ。充電電流が表示されません…。

サンフジ電子のAM-120K-60Fは充電電流はプラスで、放電電流はマイナスで表示されていたので、

当然そうだと思っていたのですが。

新しい電力計は放電電流だけ計測して充電中は0Aのままです。

困った…。サンフジ電子のAM-120K-60Fの代替になりません…。充電電流も知りたいです。

しょうがないのでサンフジ電子のAM-120K-60Fはまた改めて取り付け直して従来通り働いてもらいます。

せっかくなので、新しい電力計は充電中も負荷電流だけを計測できる様に配線してみます。

2個の電流計を主電源オフの時に動かしておくのはもったいないので、

電圧計兼メーターの電源はアクセサリー(主電源スイッチの後)に接続しておきます。

アクセサリーの負荷が大きい時は配線の分電圧ドロップしてバッテリー電圧が正確に測定出来ませんが、

負荷を軽くしてやればまぁまぁちゃんと測れます。

 

今後の方向性としては、やはりサンフジ電子のAM-120K-60Fは大柄なので撤去したいので、

aliexpressのこちらをもう1set購入して(USD12.55)、

充電電流、放電電流をそれぞれシャントを配線してそれぞれ測定しようかと思います。

 

2021-3、届いたので取り付けました。

前回購入した店は無くなってしまった様で別の店で購入したのですが、

こちらのシャントはちゃんと切れ込みがありました。校正した物と思われます。

同様に実測してみると、1.00A(SAMWAのテスター読み値)に対して0.97A。あれ?

今度の電力計は3%程低く出る様です…。

まぁ私の測定方法が完璧ではないのかもしれませんが、ここに記録を残しておきます。

上写真右上の中華電力計が充電電流。8.48Aを示しています。誤差を補正すると8.74A。

上写真右中の中華電力計が放電電流。0.56Aです。同じく誤差を補正すると0.54A

バッテリーから見ると8.74A-0.54A=8.20Aの充電になります。

上写真右下のサンフジの物は+8.1A。

サンフジの電力計の精度は確認していませんが、まぁだいたい同じ様ですね。

配線は、とりあえずこんな感じにしてみました。

サンフジは後日撤去予定です。

 

2021-4、メーターパネルを作成しました。サンフジは撤去しました。

 

新しいメーターの取扱説明書を簡単に書いておきます。

操作ボタンが1個しかないので、主にそれの使い方を。

1. ボタン短押しでバックライトON/OFF切り替えです。

2. ボタン長押しで、設定画面に入ります。

ボタンを押し続けると設定項目が自動で切り替わっていきます。

2-1. CLrと表示された時にボタンを離すと、energyの値が点滅します。

ここでボタンを短押しするとenergy(積算電力)はリセットされます。

5秒以上操作しないと、設定は終了して通常画面に戻ります。

2-2. SETと表示された時にボタンを離すと、電圧過大警告閾値と電圧過小警告閾値が表示されます。

3秒以上操作しないと、点滅する数字の場所が自動的に切り替わっていきます。

ボタンを短押しすると、点滅する数字が+1されます。

ボタンを長押しすると画面に"PASS"と表示されます。閾値の設定が正常に完了した事を意味します。

2-3. Currと表示された時にボタンを離すと、シャント抵抗の設定を変更できます。

ボタンを長押しすると設定が完了します。

 

 

 

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