近視の進行を抑制する眼鏡 2026.7
軸外収差理論
近年の研究により、近視進行には軸上(視軸上)のピントよりも軸外(視軸から外れた周辺部
網膜)のピントが重要な役割を担うという理論(軸外収差理論)が広く支持されるようりました。
左図のように黄斑部に焦点が合っていても(青線)、周辺部にはピントが合っていない(赤線)と、
右図のように周辺部の焦点を合わせようと(赤線)、眼球が伸びるため、近視が進行する。

軸外収差理論を基に設計されたレンズ(ミヨスマート)
中心部は通常の近視補正レンズで、周辺部には+3.50Dの小さなレンズを多数配置したDIMSという
技術で作られています。網膜周辺に“焦点が手前にくるゾーン”をつくることで眼軸が伸びにくく
なります。左写真のように外観は普通ですが、右写真のように加工してあります。

仕組みを図説すると

中央図 普通の近視の眼鏡を使った時です。中心部はピントが合っていますが、周辺部ではピントが
網膜の後方にあります。
右図 ミヨスマートを使った時です。中心部のピントは合っています。周辺部のピントは網膜の前方にあります。
費用と効果
眼鏡代 9万円程度(選ぶフレームによって変わります)グラフが今までの眼鏡(単焦点)とDIMSの眼鏡を使った
時の近視の進行の比較です。

どのような人に使うか
近視がどんどん進行している小中学生が対象です。
価格が高いのですべての人には勧められませんが、両親が強度の近視で、小学校の低学年に始まった近視には使うとい
いと思います。医院の処方箋が必要です。
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