【06.05.28更新】

有明海特有の魚介類

名前 種類 説明
くちぞこ ウシノシタ科 ひらめの仲間。小さな口が底についている。煮付けがうまい。
緑シャミセンガイ
(メカジャ)
腕足類 貝の仲間ではない緑の薄い殻に包まれた、生きた化石。
シオマネキ かに類 干潟や河口に棲む片方の鋏が大きな蟹。砕いて蟹付けにする。
ムツゴロウ ハゼ科 体長15㌢。有明海と八代海にしか生息しない。表情がユニーク。蒲焼き・干物・甘露煮。
わらすぼ ハゼ科 有明海特有。泥の中で棲息。目は退化。干物・煮付・塩焼き
たいらぎ(たいら貝) 扇形の貝。泥の中に尖ったほうを下に向けて直立。貝柱とわたを食べる。最大の諫早干拓の犠牲魚。
うみたけ ニオガイ科 体長30㌢ほど。殻の柔らかい二枚貝。見かけはグロテスク。
粕漬けや刺身。
まてがい マテガイ科 泥上にできた穴に塩を振ると顔を出す。酢味噌で食べる。
わけのしんのす イソギンチャク いそぎんちゃくのこと。「若い娘の尻の穴」と訳する説も。
酢味噌や味噌汁。
まじゃく アナジャコ科 天ぷらがうまい。


柳川・沖ノ端の魚屋

  
左から クチゾコ メカジャ アゲマキ

  
左から 海茸(うんたけ) ワケノシンノス ワラスボ

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