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ラジオ局はどうなる?
先日の新聞で、福岡におけるラジオ送信局の合理化案が出ていた。即ち、RKB(RKB毎日放送)・KBC(九州朝日放送)・LOVE FMの3局が合体して、福岡地域では民間放送が1局にしぼられるということか。民放といえば、かく言う筆者の古巣でもある。
プロ野球の中継などを、新聞などで比較してみると、確かに同じ時間帯に同じカードが並んでいて、無駄な気もしないではない。でも、それぞれの局で汗を流している局員にしてみれば、これから先自らの行く末が心配でなるまい。一視聴者である小生の場合、最近AM放送など聴いていないし、ましてやラジオで音楽を聴くことなど、全くない。だが、ラジオを頼りに生きているであろう長距離ドライバーに取ってみれば、ラジオは情報収集の命綱であるのかも知れない。
役所や民放経営者の、それなりの言い分もあろう。だが、こんな重要な問題は、少数の関係者だけで片付けるのこそ大問題である。じっくり腰を落として、国民皆で話し合いましょう。(2026年4月5日)
至福のとき
定年でサラリーマンを卒業して25年、一日を自分なりに計画を立てながら生きている。定年前には暇だろうなと心配していたことも、けっこう忙しくしながら、一日の終わり時間を追いかけている。
そんな繰り返しの中で、一日の最高に幸せな時間は、朝食の後の時間である。腹が膨れても、未だ眠気が完全に取れていない。ソファーに座って、テレビに目をやる。きょうも、海の向こうの我が儘大統領が、何やら暗い話をなさっている。聞き漏らすまいと思っても、ボクの脳は勝手にお休みモードに沈み込んでいく。
ふわーっとした時間が過ぎて目を覚まし、もう夕方かと時計を見たら、なんと朝食から30分しか経っていない。目をこすりながら洗面所へ。そこからがボクの再起動が始まるのだ。なったって、わけわからない30分の時間こそ、ボクにとって、「至福の時間」なのである。(2026年03月29日)
メジロが来ない
何故か今年は、我が猫額庭でメジロの姿が見えなかった。ご近所さんにお尋ねしたら、「そう言えばうちの庭にも…」とおっしゃる。偶然にも、その日の朝刊でも同じことが書いてあった。
どうしたのだろう、山に大好きな餌が豊富なのかなとも考えた。だが、猫額庭を開園して半世紀にもなるが、そんなことは一度もなかった。朝目が覚めると、「ジュージュー」と煩いくらいに泣き叫んでいたのに。
猫額庭の冬は、必ずメジロの、季節のご挨拶から始まっていた。山に食べ物があるくらいで、こちらへのご挨拶をサボるわけがない。原因が悪い話でなければよいのだが。(2026年3月8日)
一本の苗木が…
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ただ今我が猫額庭には、食べ頃の甘夏がたくさんぶら下がっている。この樹。引っ越して来てすぐに植えたもの。4〜5年経った頃、白い花が咲き、実がなった。秋には、いっちょうまえに膨らんで橙色の化粧をし、お正月になるとボクに新年のご挨拶をする。
苗木を買った目的は、その橙色に憧れたためである。狭いながらも家屋を取り巻く空間には、なにやかやと季節の花が咲き誇ることを夢見ていたボク。色が消える年末から年始にかけての猫額庭に、彩りを絶やさないための作戦であった。つまり、色が消える季節に、ぼんぼりのように大きな輝きながらぶら下がる様子を夢見てのことだったのだ。
園芸に詳しい友に教えられたとおり、11月に苦土石灰を撒き、春先に「おいしい」牛糞堆肥を惜しみなく与える。3月には彼らが呼吸しやすいように、無駄な枝の剪定を怠らない。毎年それだけはサボらずに励んだら、5月に白い花をつけ、その花びらの下から豆粒ほどの実がつくようになった。
最近では、たわわに実る甘夏が、道行く人の目を引きつける。食べ頃が来ると、連れ合いが、雑誌で覚えた甘夏のジャム造りに励む。長時間かけて皮をむき、小さく刻んで、味付けをし、煮込む。
出来上がったジャムを小分けして、隣近所や知り合いに配って回る。途切れがちになる年寄りの会話が、そこで一気に復活する。代わりに頂いた茶菓子のお裾分けがボクの口へ。
やがて、収穫を終えると、また剪定の時期が来る。そして白く輝く花を愛でる。1年近い先のジャム作りに励む嫁さんの、嬉しそうな顔を思い浮かべながら。小さな小さな春を楽しむこの頃である。(2026年03月01日)
オリンピックに興奮

年齢を重ねて動きが鈍くなった分、テレビの前に座る時間が増えている。特に今年は、イタリアでのオリンピックが面白くて、はまりっぱなしなのだ。現在(2月20日)、日本のメダル数が積み重なって、金5個、銀7個、銅12個と、合わせて24個のメダルラッシュに、つい興奮の連続である。スノーボートに始まり、フィギュア、ジャンプ、スピードスケートなど息つく暇なく日本選手の活躍が飛び込んでくる。
同じ種目でも、むかしのテレビ観戦とは全く異なる。広いゲレンデを滑るにしても、空中からドローンが追いかけて、選手の表情などを細かく映し出してくれる。室内競技では、一挙手ごとに満員の観客席が湧き上がる様子がリアルであり、自ずと興奮のるつぼに引きずり込まれていくからたまらない。
ボクの日常生活では、年齢のせいで少しずつ動く範囲が狭くなっていくが、なになに心配することはない。これからは、野球のWBCが待っているし、サッカーのワールドシリーズなど、スポーツ観戦だけでも目白押しだ。しっかりはまり込んで、同趣味の仲間を増やしていく楽しみだっていくらでも増えそうだ。(2026年02月22日)
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