2026年05月03日

博多包丁

 
 我が家の台所で活躍中の包丁は、30年もむかしに友人の息子さんの結婚祝いで頂いたものである。包丁は、その家の守り神らしく、全く狂いなく活躍中である。。
 住んでいる福岡には、優れた民芸・工芸品が数多くあるが、包丁も「筑前刀」と呼ばれた大むかしから、幾多の変遷を経て生き抜いてきたものだって。
 古賀市谷山の工房「ちくぜん」では、その威力を「鯛やぶりなどの海産物から、猪や鶏などの獣肉まで、一本の包丁でさばけるほどの優れた切れ味を持っている」と誇らしげである。
 錆びにくく研ぎやすく、一生道具として末永く愛用して貰えるのがちくぜん博多包丁であると、誇らしげに見せてくれた。

懐かしい弁当箱

博多曲げもの

 博多曲物(はかたまげもの)は、杉や檜の板材を曲げ、板の端をさくらの皮でとじ合わせて作られます。起源は諸説ありますが、江戸時代より盛んに作り始め、筥崎宮の神具として、古くから奉納されてきた伝統を有しています。福岡県知事指定特産民工芸品でもあります。(はかた伝統工芸館説明)
 博多曲げ物は、初代吉右衛門から400年続き、現在は十八代目の柴田玉樹さんが受け継いでいます。
 曲げ物は1枚の薄い板を曲げて。さくらの木の皮で綴じて作る木製容器です。釘や金属は一切用いず、自然の材料だけで作られます。「博多曲げ物は、曲げ物発祥の地とされ、塗装をしないのが特徴で、むかしは近くの若杉山の木を使っていましたが、現在は奈良の吉野杉を使用しています。
 曲線と木目が美しい「無節正目」の木探しから始まり、裁断、曲げ加工、乾燥縫い合わせ、磨き、絵付けと一つ一つの工程に時間をかけて作品が出来上がります。無塗装で湿気を吸う飯櫃や弁当箱などに適しています。
 現在は、二人の息子さんも手伝っており、約400年の伝統と技術を継承しつつ、新しい発想で、その時代に合うものを作ることを大切にした曲げ物作りに励んでいます。アクロス福岡1階展示場説明)

  

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