
懐かしの煤煙の駅
| 鳥栖駅とその周辺は、明治期から今日までの歴史の絵巻物を観ているよう。むかしの風景が折り重なっているのです。ボクの小学生時代と今が全く違うのは、鳥栖の街の空気が、蒸気機関車が吐く煤煙で汚れていないことくらいです。 鳥栖駅は、1889年(明治22)に、開業しています。その後移転して、現在の鳥栖駅舎が誕生しました。それから既に、123年が経過したことになります。 鳥栖駅から南10キロほど離れた荒木駅前(現久留米市)に生まれたボクが、蒸気機関車に引かれて筑後川を渡り鳥栖駅の構内に初めて入ったのは、昭和25(1949)年頃でした。小学校の4年生か5年生でした。窓を開けて外を見ようとすると、隣に座っている姉からこっぴどく叱られました。鳥栖駅では窓を開けると石炭の煤が入り込んできて喉を痛めると言うのです。言われてみれば、遙か彼方まで続く引き込み線は、天気は晴れなのに、夕刻のように薄暗らかったです。 あれから70数年が経ち、そんな思いを抱きながら、改札から6番線に通じる地下道を進みました。両端の壁には、古い鳥栖駅を紹介する写真がたくさん展示してありました。あの頃目撃した、とてつもなく広かった引き込み線に、デコイチとか懐かしい蒸気機関車の写真が満載なのです。食い入るように見つめているボクを、小学5年生くらいの男の子が、不思議そうに見つめながら通り過ぎていきました。 |
駅地下道の古写真集
![]() 校内に展示されている機関車 |
![]() 現在も元気で活躍中の駅舎 |
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![]() 懐かしいとす操車場停車のデコイチ |
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![]() 給炭機 |
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![]() 大雪の中操車場に並ぶ機関車群 |
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![]() 大雪の中、発車 |
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![]() さようならD51 |
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![]() 改札から乗車ホームに通じる地下道 |
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![]() ホーム食堂もむかしのママ ![]() ホームから眺めるサガン鳥栖スタジアム |
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