10月7日の記
しおんと言う花で思い出したのが「ユダヤ人世界征服の陰謀の神話」
KKダイナミックセラーズ刊¥2.000
この本は今世紀初頭、西欧諸国の戦争にプロパガンダとして利用さ
れたりしたけれど、ユダヤ人と言えばホロコーストばかりクローズ
アップされて、この手の本の背景があることがクローズアップされ
ることはない。それは何故なんだろう。それも陰謀と言ってしまう
のは、浅はかなのか、気のせいなのか・・・。
しかし、世界史事典などにも史実として掲載されているように、1
9世紀末ごろから20世紀初頭にかけて、戦争や、紛争の背後にユ
ダヤマネーが暗躍していたのは間違いのない事実でなのである。
(すべての戦争・紛争とはいわないけど)
根の深い中東紛争は、第二次世界大戦後にバベルの塔の如く、強引
にイスラエルを建国し、そう言った背景があるのと同時に、聖地エ
ルサレムを舞台にした、三大宗教(キリスト・ユダヤ・イスラム)
の三大教の確執(主にユダヤとイスラムの確執)が、さらなる混迷
を深めているのだ。
そもそも、今世紀初頭の大英帝国外相が発した「バルフォア宣言
(1917年)」これが未だに治まらないパレスチナ問題なのだ。
(世界史事典)¥4.900 評論社参照
ユダヤ人には優れた著名人が多いとされるけど、その優れたユダヤ
人を支えるユダヤ人のパトロンの存在を抜きには、優れた人材を輩
出することは不可能だった面も多いように思う。
要は豊富な資金力をバックに、アインシュタインのようなパンドラ
の箱を開けてしまった・・・。
ただ、力(富)のある者が世の中を動かすのは間違いではないと思
う。少なくとも、船頭多くして船山登よりはましなのかも・・・。(謎)
[2000/10/13 21:14:31]