秋の黄昏
10月19日の記。
朝起きて、風呂に入って、髪を洗い歯を磨き、そしていつも
のよう会社へ出勤。こんな事を何回繰り返しただろう。そし
てこの光景は今暫く変わることはない。
日々何かが変わると言えば、移りゆく季節を体で体感するこ
とぐらいかな・・・。
ススキの枝には赤とんぼが留まり 犬は日向で気持ちよさそ
うに日向ぼっこ。何もかもがノホホ〜ンとした光景なのだ。
せわしないのは行き交う人ばかり。
秋は不思議と童心の頃を思い出すというか、ふとした瞬間に
童心に帰る時がある。稲刈りした後の田園、田んぼのあぜ道。
小学校の頃、道草をしながら家路を帰る俺が、走馬燈のよう
に蘇るのだ。
そしてそれは遠い想いで。あの頃に戻れるのなら、やり直し
たい事は腐るほどある。でもそれは結果論。遅いか早いかの
問題じゃなく、やったかやらなかったが大切なんだと思ふ。
で、俺がナニをしたかと言えば、刹那的にその場その場を生
きてきただけ。
それは今までも、これからも、変わることはないような気が
する。
そして黄昏が過ぎれば、夜がやってきて、こんな夜に発射す
るのだ〜。ピューン!------E
「こんな夜におまえに乗れないなんて」BY 忌野清志郎
[2000/11/02 20:58:08]