→  小技自慢する迷惑なコーナー?
【Z系 その他】

管理人が ドクターX と化してメスを振るう (^^)v

興味
のある方だけを対象に、何かの参考になれば幸いです・・・


注) あくまで管理人の経験則として 
実際の作業は自己責任の範疇でお願いします。




【術式目録】

切り貼り自在変化術            サスマウント位置調整
ベアリングレース摘出術      ステアリングステムヘッドBg交換
破砕ブラケット再生術           転倒メーターブラケット修理
かち上げテール打撃矯正術    かち上げテールフレーム修正
丸Zシート角性転換術       シートヒンジ丸Zから角Zに復帰
タンク陥没部押出再生術           転倒タンク凹み修理
インナーチューブ油圧矯正術       転倒フロントフォーク修理
トカゲのしっぽ再生術                転倒ウインカー修理
ミラー中間切除術                  ショートZ2ミラー自作
メンテ用アクスルシャフト加工術       メンテ用シャフト製作
オリジナル単品加工術          セルボタン・ミラーボルダー自作
極太お注射吸引術            ブレーキエアー抜き秘密兵器?
他力本願上向き放屁術            社外キャリパーエアー抜き
小型ロケット発射台の術            リアショック スプリング交換
3本足どこでもクレーンの術    メンテに最適ガレージ用クレーン?
某ト〇タ機器拝借の術
          タイヤチェンジャー ホイールバランス
スポークリム構築術                 スポーク手組に挑戦
銅箔巻き巻きの術            クラッチレバーのがたつきに名案
竹ひごによる回路変換術            カプラーのギボシ組替

【サスマウント溶接】 
切り貼り自在変化術


【目的】
サーキット走行用に加工されたスイングアームですが                             
現状の使用環境に合わないので仕様変更します。                            
@リアサスマウント位置の適正化により足付き性改善                          
 前後位置は+20oから標準位置に
 横方向は+5oをキープ
A補強部分へのチェーン当たり対策(車高が下がりより当たりやすくなる)

【手段】
@スイングアームからサスマウント部を切断、位置決め仮熔接〜本熔接へ                 
A補強部分に耐摩耗性に優れるニューライト樹脂(超高分子量ポリエチレン)を埋め込む      
                              


手順@ サスマウントの切断分離

サンダーカッティングディスクを取り付けて慎重にカット
その後研磨用砥石で面の仕上げ


手順A サスマウントの仮付け

通しボルトを作って位置決めをします。
平行出しねじれ防止です。 

スイングアーム軸心からの距離
アクスルスライド部からの高さも揃えます。


手順B ホルダー延長仮付け

ホルダー部分も下部の不足を継ぎ足し仮付け




手順C Tig熔接





手順D 塗装



手順E スライダー埋め込み & 変化点まとめ

チェーンスライダー      車高変化比較    サスマウント位置後退比較


【溶接】 ベアリングレース摘出術


【目的】
@ステムヘッドのテーパーBgをボールBgに交換する。   
A段差がなく叩けないベアリングレースを抜く。
B慣行ネタ試行による技術技能の習得

【手段】
@溶接機を手配する。
Aレース内側にバーを溶接してバーごと打ち抜く       
                                



MIG半自動溶接機にてレース手前
バー(ボルト)を溶接して打ち抜きます。

【作業のポイント】
トーチの関係でバーの左右は狙いにくいので
打ち出しの力がかかるレース面手前を肉盛りしてバーにつなげます。 after参照

そのために前もってバーレースより奥まった位置
かかるように長さを決め熔接スペースを確保。 befour参照


ボールBgレース圧入して完成となります。



【溶接】 破砕メーターブラケット再生術


↓ワイヤー仮固定して


  ↓アルミ熔接 見事復活!


【板金】 かち上げテール打撃矯正術


【目的】
@テールカウルを取り付けられるように純正ノーマル形状に復帰。      

【手段】       
@炙って曲げる =熱量の大きいバナーを持っていない。            
A切り貼り  =切ってもあとの溶接が外注となる。               
B叩いて曲げる=フレーム単体にしないとピンポイントで曲げれない。    

                                

ケツ上げされたシートレール後端、状況から判断して炙って曲げた様です。



一晩考えて、この状態のままで叩く手順Bを採用



理屈は、重量のある物で下から支えておけば
ハンマーで叩いての修正可能と。




実際の作業は30キロ超のウエイトで下から支えて、中ハンマーを当てて大ハンマーで叩く!
ウエイト重量の目安は瞬間的にハンマーで叩いでも動かないこと(慣性重量?が大きいこと)

※画像では作業スペース確保のため、リアサス下部を外してタイヤを落としています。




仕上げは左右のバランスを取って・・・・目視で平行度のチェック!




テールを仮組して最終確認。 OK!


注! 叩くことでバルブ・メーター・電気パーツへの影響が懸念されます。
外せるものは極力外しての作業をお勧め。



【板金】 丸Zシート角性転換術


【目的】
@丸タンク仕様に加工されたFXを元のFX外装に戻すため   
 FXのノーマルシートを取り付ける。                

【手段】                                  
@FXシートに合わせてシートヒンジを作る             
  (元のシートヒンジの状態に復帰)            

                                

採寸に使ったFX。 ↓これに合わせます。



段取り8分? いい線いってる!ってか。 ヽ(^o^)丿


不足部分肉盛りして、・・・



あとは熔接機のある所へ運んで ・・・・


完成の図  いつの間にか、フレーム単体に (*^^)v


シートヒンジの金具が、狙い通りの位置につきました。


【板金】 タンク陥没部押出再生術


【目的】
@転倒タンクの形状復帰可否確認          
A試行による技術技能の習得

【手段】       
@タンク内側に冶具を当てて凹みを押し出す。   
                                




昔だったら捨ててた凹んだタンク
転倒時にウインカーで押しつぶされるんですね。



今回はました。

冶具
から作って・・・改心の出来です(^o^)丿

【板金】 インナーチューブ油圧矯正術・・・鉄屑からパーツへ


【目的】
@ホーク曲り修正の可否確認。            
A試行による技術技能の習得             

【手段】       
@油圧にて曲り修正                   
                                



曲ったD1のフロントフォーク/インナーチューブ 

狙った訳ではないけどコレ(油圧ジャッキ一式)Fホークベストマッチ!
段取り含めてフォーク2本、約1時間で完璧に修正。
このフォーク、使う予定はないんですが、鉄屑から純正パーツ格上げってことで。

曲ってることが分かれば、直せます。(^^ゞ
直る曲りか、直らない曲りかは・・・見れば分かる。ケケ



【旋盤加工】 1本で3回は行ける/トカゲのしっぽ再生術


【目的】
@転倒折損パーツの再使用可否確認        

【手段】       
@残り部分を旋盤加工。                 
                                



折れたウインカーステー旋盤加工で・・・加工をくり返し超ショートステーになりました。



作り方のポイント @ネジ部にダブルナットを噛ませてソコスクロールチャックでつかみます。
A反対側を回転センターで止めておくと振れも少なくて良いです。
B転倒で折れたステーは曲りがありますが、叩いてある程度まで直しましょう。



【旋盤加工】 ミラー中間切除術


ショートミラー
・・・ノーマルミラーを旋盤加工。
矢印の部分
を繋いでいます。金出せば売ってますが (^^ゞ

作り方は@ミラー側(ミラーは外す)チャッキングして
矢印部分をφ8ミリくらいまで削る。
A削った部分のミラー側付け根突っ切りバイトで落とす。
Bチャキングしてる方をそのままにして、センター台
8ミリ
ドリルをセットしてセンター8ミリをあける。
C切り落とした凸(ミラーホルダー側)穴を開けた凹(ミラー側)
アロンアルファで接着します。
D再塗装をして上画像のショートステー出来上がり (^o^)丿



【旋盤加工】 メンテ用アクスルシャフト加工術


Z用のリム組みバランス取りに使う専用のシャフト
フロント用とリア用の2サイズ旋盤加工で自作
超初心者コースでした。 (^^ゞ



【旋盤加工】 オリジナル単品加工術


【目的】

@見た目を格好良く、左右ミラー位置のシンメトリー化    
Aブレーキレバー位置の内側移動                
A試行による技術技能の習得                  

【手段】       
@オフセットミラーホルダー単品製作。              
                                

 

左画像)G’オリジナルホワイトボタン これも超初心者コース
右画像)
ミラーホルダー削り出し+熔接肉盛り+手仕上げ+アングル熔接他一品物です
丸いドーナツのような物は、加工途中のステンレス鋼
Fブレーキレバーを内側にずらして取り付けています。
クラッチレバー
とのバランスを考えて・・・

旋盤は某所で借用。ケケケ(^o^)丿

【基本整備】 極太お注射吸引術


【目的】
@手持ちの物を使ってブレーキエアー抜き作業を楽に!    

【手段】       
@注射器による吸引手順確率。                   
                                



不感症キャリパーもこれなら
早漏のごとく三こすり半逝っちゃいますで候。  (*^^)v



【基本整備】 エアー抜き  他力本願上向き放屁術


【目的】
@ブリーダー下向きキャリパーのエアー抜きを完璧に!    

【手段】       
@エアー抜き時のみブリーダーを上に向ける           
                                



社外キャリパー装着ブリザーが上を向いてないバイク工夫が必要ですね!
エアー抜きはしっかりと!



特工が無い 小型ロケット発射台の術


リアショックスプリング交換作業です。
普通はスプリングコンプレッサーなるものを
使いますがもっと簡単に出来る方法です。
ジャッキと車載ベルト等が必要ですが短時間に作業ができます。
安全に行うコツは・・・両手両足駆使すること???
要は両ひざ片手ででショックが倒れないように支えて
片手ジャッキを操作すればOKです。

昔、この方法でクラウンダブルウィッシュボーンサス縮めて6mmワイヤーで縛って・・・
これに比べればバイクスプリングなんてです!  自慢してしまった (^^ゞ  嫌な奴!?

注)個人の責任において安全を確保の上での作業をお願いします。


【大技?】  3本足どこでもクレーンの術
 

(Rタイヤ脱着) センタースタンドを外したに、これは便利グッズ (Fタイヤ脱着)



設備を借りて 某ト〇タ機器拝借の術
   

昔捕った杵柄?・・・カーショップに入り浸りだった頃覚えた技術が役立ってます。
ト〇タディラーにも顔が効くので、殆どの設備は使わせていただいてます。m(__)m
今はチェンジャーバランサーも随分と進化してますね。
画像はD1のリアタイヤ交換(左)、友人のクルマのタイヤバランス取り(右)
利用しているディラーチェンジャークルマ用ですが
リム幅2.15インチ以上なら使用可能でした。


【小技】

スポークリム構築術
  

「見よう見まねでやってみた」と言うより、判らないままやってみた・・・
あれから5セット以上組んでます。
振れ取り(左画像)も静バランス(右画像)も自分の納得のいくまでやってます。
納得のいくまで・・・ (^o^)丿




クリアランス調整 銅箔巻き巻きの術

   
【目的】
@走行中のクラッチレバーのビビりを防ぐ      

【手段】       
@レバー支点部に銅箔ライナー組込により      
 クリアランスの最小化
。                 
                                

 

ネット上D1仲間にもライナーを分けてあげましたが、好評でした。



【せこい技】 竹ひごによる回路変換術
 

カプラーのギボシ組替え。1ミリ径の針金又は、竹ひご
差し込んでカエリ部を押さえれば簡単に抜き取ることが出来ます。
OW左スイッチの配線もスマートに(画像右)・・・・(^O^)/