(´ー`)ノ< こんにちわ、吉川幸雄です。 涼しくなって、過ごしやすい時節になってきました。 この秋は、先週と来週、そして11月と。3度も3連休があります。 お出かけの予定のある方も多いことでしょう。 お気をつけていってらっしゃい。 私ですか? 私は元来引きこもり系の性格なので部屋でぼーっとし ている予定です。(笑) ────────────────────────────── ◇よっこいしょ。。。 >全国農業協同組合連合会(JA全農、所在地:東京都千代田区)は、 日本全国各地の農畜産物を産地直送で販売するWebサイト「JAタウン」 (http://www.ja-town.com./)を10月16日に開設する。JAタウンは、 全国のJA、経済農業協同組合連合会、全国農業協同組合連合会から 23の店舗が出店し、約200アイテムの商品を取り揃えてスタートする。 商品は、一般のスーパーなどでは購入できない特産品を中心に販売する。 http://biztech.nikkeibp.co.jp/wcs/show/leaf?CID=onair/biztech/prom/144787 JAがやっとこさ重い腰を上げたようです。 先週の復習・・・機動とは、「競争相手に対して常に優位を確保す るために相手に知られないように行うスピードのある行動」。 ────────────────────────────── ◇農の産業化が進む 一般の企業では、生産と流通、販売のデータを一元管理し、販売動 向に応じた管理を行うSCM(サプライチェーンマネジメント)やe-m p(E−マーケットプレイス)への取り組みが進められています。 農産物の場合、生産に一定の時間がかかる上、天候や病虫害によっ て生産量も事前に確定しにくいという事情があり、ITの活用が遅れ ていました。 生産者が高齢者中心であるため、コンピュータになかなか馴染めな いという理由もあるようです。 最近になって、食のデフレ化の進展によって食材調達コストの削減 を求められている食品関係企業がITを活用を進めています。この傾 向は輸入農産物の増加に伴い、経営環境が厳しくなっている生産者、 生産組織でも始まっています。 先進的な農家では、iモードを利用して、畑で気象情報や市況情報 をチェックし、生産活動に活用しています。 数年前から大手企業、しかもこれまで農業とは縁のなかった企業が 農業分野に参入してきています。 大手企業によるアグリビジネス参入 http://www.greenjapan.co.jp/pronewsagribz.htm 昨年の農地法の改正によって、これまで農地の保有が認められなか った株式会社も一定の要件を満たせば農地保有ができるようになり ました。 また農村部へのIT普及に関しては、通信関係を主管とする総務省だ けでなく、農林水産省も補助金を拠出しています。 ────────────────────────────── ◇規制産業にはビジネスチャンスがごろごろ これまで産業として衰退一途の農業でしたが、今後民間企業を主体 としたITの活用によって、新たな可能性を秘めたビジネスへと生ま れ変わりつつあります。 規制産業ほど、ビジネスチャンスが大きい。クロネコヤマトが最初 に戦ったのは、日通や国鉄のサービスの悪い輸配送でした。 >以下http://www.cool-knowledge.com/1002senryaku.htmlより * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 【現在の需要では計れない】 当時の宅配の需要量は、郵便小包の料金と配達日数(4日から5日) という条件下での需要です。翌日宅配という価値が実現できれば、 需要が増加するから、当時の郵便小包の需要量では、需要は計れな いのです。 【需要開発のキーを見つける】 「宅急便」を開発した小倉氏は、郵便小包の4日の配送リードタイ ムを翌日にすることが宅配の需要開発の鍵であると判断しました。 翌日配達で宅配の需要が増加し、そうなれば、利益は出ると確信。 つまり、宅配でのマーケットの潜在需要を顕在化させるためには、 優先すべき事項はコストではなくサービス、と決めることでした。 これが戦略的思考でしょう。 * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * 農村は、自民党と農協が一体となった権力保持の温床となり、緑豊 かな美しい田園はまさに汚れた票が実る田んぼに成り果ててしまい ました。 その権力基盤を守るため、農業は農業基本法(現在は食料・農業・ 農村基本法)をはじめとする多くの法律によって規制されてきまし た。 宅急便の開発者は、翌日配達が宅配マーケットの需要であると判断 しました。 現在、規制や従来の慣習によって提供されていない「食」や「農産 物」マーケットの需要にはどんなものがあるでしょうか。 例えば、その日の朝に畑で摘み取った新鮮な農産物が食べたい。 ITの活用やスーパーと生産者との直接取引きによって、生産者と流 通業者間の流通が迅速化すれば、朝摘み野菜をその日のうちにスー パーの店頭で販売するようなことも容易に行えます。 私は、東京の練馬区に住んでいるのですが、近所のスーパーでは近 隣の農家に生産物の直接取引きを呼びかけるチラシが店内いたると ころに貼られています。 これまで直売所のようなところでしか入手できなかった新鮮な農産 物が身近なスーパーで買えるようになれば、国産農産物への需要は 大きく高まるでしょう。 ────────────────────────────── ◇星の一生 年老いた巨大な星は大爆発を起こしてその一生を終えます。(超新 星爆発)そして、散らばったチリやガスが再び集まって、新しい星 が誕生します。 金融・保険・建設・土木・流通・サービス・農業等・・・これら国 の関与が大きかった規制産業では、今後構造改革が進み、いくつか の巨星が滅びることでしょう。既に滅びのときは始まっています。 そして、その跡には必ず新しい星が生まれるはずです。 ────────────────────────────── 皆様からのご意見、ご感想をお待ちしています。 それでは、また来週。(´ー`)ノ |