BCOPYサポートルーム
- 次のバージョンアップまでにお知らせして置きたい臨時のサポート情報や
マニュアル外のサポート情報等についてお知らせするコーナーです。
2007/05/03
旧型マシンでパラメータ入力画面から実行する場合 NEW
2005/01/14 ハードディスクへバックアップする場合のコツ
2004/02/04
32ビットの方が速い? 〜
ソフトウェアについて
2003/10/13
システム復旧用CD−R使用の勧め
2003/06/19
メディア超ディレクトリorメディア超ファイルのバックアップ方法
2003/05/31
システムバックアップツールとデータバックアップツールとの違い
2003/05/31
NTFSのアクセス権のバックアップについて
2003/03/25 Windows2000/XPのバックアップについてワンポイントアドバイス
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旧型マシンでパラメータ入力画面から実行する場合 2007/05/03 NEW ページ先頭
BCOPYをメモリが十分に装備されていない旧型マシンで実行する場合は
メモリモードにデフォルトの "/Z8"
以外を指定することで実行が可能になりま
す。ところがBCOPYをパラメータ入力画面から実行するとメモリモードに
"/Z1" 〜 "/Z4"
を指定しても実行時にはデフォルトの
"/Z8" に戻ってしまう
ことに気付かれたと思います。このような場合には次のようにするとデフォル
ト以外のメモリモードで起動することができます。
>BCOPY /Z1
その他、メモリモードの詳細については同梱の
"BCOPYDOC.TXT" の59ページの
「11.3
必要メモリ」を参照してください。あなたのマシンにはどのメモリモー
ドが適しているかが判断できると思います。
ハードディスクへバックアップする場合のコツ 2005/01/14 ページ先頭
大容量化したハードディスクを低速・低容量のリムーバブルメディアにバック
アップするには時間と手間が掛かります。容量については、ハードディスクが
数百GBであるのに対して、リムーバブルメディアではMOで最大2.3GB、
DVD−RAMで4.7GBや二層でも8.5GBしかなく、しかも、アクセス
速度はハードディスクが133MB/Sであるのに対して、リムーバブルメディ
アは精々33MB/Sしか出ないので、時間が掛かってなかなかタイムリーなバ
ックアップができません。このため最近はバックアップ媒体にもハードディスク
を使われるユーザーの方が増えています。今回はBCOPYを使ってハードディ
スクにバックアップする場合のコツについてお話します。
注1)基礎的な説明は省略します。詳細については同梱のマニュアルをご覧く
ださい。
注2)オプションパラメータ中の赤色の英小文字部分は使用する環境や条件に
より変わる可変項目であることを示しています。
1.単一ドライブのバックアップ
特に注意点はありませんが、一つのケースであり基礎なので一応説明致しま
す。下記のようなパラメータで行ないます。
>BCOPY C: F: /HDBACKx /V:c_backup
"/HDBACKx" の "x" には世代 1〜99
を指定します。省略することもできます
が、指定した方が処理が速くなります。
- "/V:c_backup" の "c_backup"
にはボリュームラベルを指定します。単に
"/V!"
と指定すればボリュームラベルチェックを省略することもできますが、
ドライブ番号は機器の接続状況により変わる場合があるので、ボリュームラベ
ルチェックは行なった方が安全です。大事なデータを失わないために。
2.複数ドライブを単一ドライブにバックアップ
複数ドライブを一つのドライブに一括してバックアップします。この例の
場合には、C→I:\C、D→I:\D、F→I:\F、G→I:\G
のようにディレクトリ分
割してバックアップします。
>BCOPY CDFG: I: /HDBACKUPx /V:cdfg_backup
3.複数ドライブを複数ドライブにバックアップ
1項のバックアップを複数回繰り返しても良いのですが、コンピュータで
すから可能な限り自動化できることは自動化します。この場合、自動化は省
エネにもなりますし。次のようなバッチファイルを作成し実行します。
--- allback.bat -----------------------------
BCOPY C: I: /HDBACKx /V:c_backup
BCOPY D: J: /HDBACKx /V:d_backup /J0000
BCOPY F: K: /HDBACKx /V:f_backup /J0000
BCOPY G: L: /HDBACKx /V:g_backup /J0000
---------------------------------------------
2行目以降の行に指定しているオプション
"/J0000" は実行確認を省略する
ためのものです。最初に f・1(実行)キーを押すだけで、以降はすべて自動
的に実行されます。
もしもの場合に備え、大事なデータを失わないために、できるだけこまめに
バックアップしましょう!
32ビットの方が速い? 〜
ソフトウェアについて 〜 2004/02/04 NEW ページ先頭
32ビットのソフトの方が速いと言われていますが、本当にそうでしょうか。
私の作ったDOSアプリケーションであるBCOPYと他のWindowsアプ
リケーションを含む32ビットアプリケーションを実際に使って処理速度を比べ
て見ましたが、BCOPYの方が速いという結果になりました。
まず、Windows付属のXCOPYですが、普通に
>XCOPY C: F: /E /C /M /K /Y
というパラメータで実行するとBCOPYの方が圧倒的に速いという結果になり
ました。/Q
オプションを付けて一切画面表示しないようにすると、わずかに
XCOPYの方が速くなります。しかし、この程度の差ならBCOPYも何も
表示しないようにすればXCOPYより速く動くものと考えられます。
BCOPYは40種、120個を超えるオプションパラメータを持つ多機能
バックアップ&コピーツールであることを考え合わせると、速度の差はもっと
大きくなります。
それからWindowsアプリケーションとも比較しましたが、BCOPY
の方が数十%以上速いという結果になりました。VBで作ったバックアップツ
ール(システムの復旧ができないからコピーツールと呼ぶべきではないかと思
いますが)よりも速かったし、C言語で作ったバックアップツールよりも速い
という結果になりました。
だから、32ビットかどうかということは直接には意味がないと思います。
それより分野ソフトとしての要件を満たしているかどうかということの方が重要
です。題目が揃っているかどうかではなく、題目の中身が肝心です。
P.S.WindowsでもDOSでも動くというのはこの分野のソフトの強み
です。だからWindowsを復旧させることもできるわけです。それ
から「互換性重視」ということが設計思想の柱の一つになっています。
マシンやOSが古くても新しくてもどんな環境でも動くよう努めていま
す。マシンはハードだからどうにもなりませんが、プログラムはソフト
だから柔軟性を持たせることができます。そして互換性を重視すること
は◎環境保護に繋がります。リサイクルするより最初から棄てなくても
良いようにした方が◎環境に優しいのです。
システム復旧用CD−R使用の勧め 2003/10/13 ページ先頭
【コンピュータ室】の「2003/10/11
予備機(Xa16)のセットアップから
良い副産物が・・・」にも書きましたが、システム復旧用CD−Rを使用すると
簡単・高速にシステムを復旧させることができます。ここではCD−Rを使った
具体的なシステム復旧手順を説明します。
システムクラッシュ等でWindows環境がないところからリストアーを行
なうには足掛かりとなる何らかのOS環境が必要です。マイクロソフト系OSで
は通常はDOSがこれに当たります。Windows9Xでは起動ディスクと呼
び、コントロールパネルの[アプリケーションの追加と削除]の[起動ディスク
]で作成することができます。このフロッピーディスク1、2枚の起動ディスク
は手軽で便利ではありますが、使える周辺機器が限られたり、数十GB以上のバ
ックアップからハードディスクへリストアーを行なうにはパフォーマンスが十分
ではなくシステム復旧に時間が掛かってしまいます。使える周辺機器が限られる
理由は、一つには近年新しく出てきたインタフェースがWindows上でしか
使用できないからです。例えばUSB2.0やIEEE1394などがこれに当
たります。それからSCSIのようにDOSからも使えるインタフェースであっ
ても、インタフェース自体やインタフェースに接続する周辺機器にDOS用ドラ
イバーが添付されていない場合が多くなったからです。
そこで登場するのがCD−Rです。CD−RならCD−ROMドライブさえあ
れば読み出せるので、ほぼ100%のパソコンで扱えます。CD−ROMドライ
ブのDOS用ドライバーはパソコンやドライブやOSに必ず添付されているから
です。このCD−Rに復旧作業用のOSのバックアップを入れて置くことがポイ
ントです。余計なアプリケーションはインストールせず、復旧に必要な最低限の
ツールのみを入れて、できるだけコンパクトにしておくことが重要です。できれ
ばCD−R1枚に収まると良いと思います。
そして、まず起動ディスクから起動し、BCOPYを使ってCD−Rの内容を
ハードディスクへリストアーし、システム復旧作業用OSの準備を行ない。次に
このWindows環境からUSB2.0やIEEE1394などの高速インタ
フェースに接続したバックアップ媒体から復旧対象のOSをリストアーすれば良
いというわけです。一見、遠回りをしているように見えますが、DOSに比べて
Windows環境はファイルアクセスが圧倒的に速いので、却って早くシステ
ムを復旧させることができます。復旧させるドライブの容量が大きければ大きい
程この方式のメリットが出てきます。
具体的には次のような手順でシステムを復旧させます。
注1)復旧作業用OSは復旧対象OSとは別のパーティションにリストアーしま
す。復旧対象OSが復旧すれば必要なくなるので、それを見込んでパーテ
ィションの割当や使用を考えてください。
注2)Windows9Xとは一般的にはWindows95も含みますが、
復旧対象OSがWindows95OSR2以降の場合にはFAT32を
使用する場合がほとんどなので、この場合の復旧作業用OSはFAT32
を扱えるWindows9Xということになります。
1.復旧作業用OSの復旧処理
1.1
復旧作業用OSがWindows9Xの場合
1.1.1
起動ディスクからDOSを起動する
1.1.2
リストアー先ドライブにシステムファイルを転送する。
例)>SYS D:
1.1.3
BCOPYによりCD−Rからハードディスクへリストアーを行なう
例)>BCOPY Q: D: /RES /AR ‥‥ /ARはR/O属性リセットの指定
1.1.4
BCOPYによるファイル属性復旧
例)>BCOPY /AD:
1.1.5
リストアー先ドライブより通常モードで起動する
1.1.6
Windows自動復旧処理を行なう
例)>BCOPY /WC:
1.1.7
ログオフ&再ログインまたは再起動する
=>【復旧】
1.2
復旧作業用OSがWindows2000/XPの場合
1.1.1
起動ディスクからDOSを起動する
1.1.2
BCOPYによりCD−Rからハードディスクへリストアーを行なう
例)>BCOPY Q: D: /RES /AR ‥‥ /ARはR/O属性リセットの指定
1.1.3
BCOPYによるファイル属性復旧
例)>BCOPY /AD:
1.1.4 セッアップ CD-ROM
またはセットアップ起動ディスクより回復コンソ
ールを起動する
1.1.5
回復コンソールからブートセクターの復旧を行なう
例)>FIXBOOT [C:]
1.1.6
回復コンソールからWindows2000/XP補助復旧を行なう
例)>BATCH WX2000 ‥‥‥
Windows2000の場合
例)>BATCH WXXP ‥‥‥‥
WindowsXPの場合
1.1.7
リストアー先ドライブよりセーフモードとコマンドプロンプトで起動
1.1.8
Windows自動復旧処理を行なう
例)>BCOPY /WC:
1.1.9
リストアー先ドライブより通常モードで起動する
=>【復旧】
注3)復旧作業用OSは短いファイル名でバックアップを取った方が確実に復旧
できます。
2.復旧対象OSの復旧処理
復旧作業用OSより復旧対象OSを復旧させる。
2.1
復旧対象OSがWindows9Xの場合
2.1.1
リストアー先ドライブにシステムファイルを転送する
例)>SYS D:
2.1.2 BCOPYによるリストアー
例)>BCOPY Q: D: /RES ‥‥‥
長いファイル名でリストアー
2.1.3
リストアー先ドライブより通常モードで起動する
=>【復旧】
2.2
復旧対象OSがWindows2000/XPの場合
2.2.1 BCOPYによるリストアー
例)>BCOPY Q: D: /RES
2.2.2 セッアップ CD-ROM
またはセットアップ起動ディスクより回復コンソ
ールを起動する
2.2.3
回復コンソールからブートセクターの復旧を行なう
例)>FIXBOOT [C:]
2.2.4
リストアー先ドライブより通常モードで起動する
=>【復旧】
注4)コマンド例中のドライブ番号はパーティション構成やその時々の状態によ
り変化しますから、適切な番号に読み替えてください。
注5)復旧処理の詳細についはOS別の下記マニュアルを参照してください。
BCOPYW9X.TXT:Windows95/98/Meのバックアップからリストアー〜システ
ム復旧までの全体的な手順
BCOPYW2K.TXT:Windows2000のバックアップからリストアー〜システム復
旧までの全体的な手順
BCOPYWXP.TXT:WindowsXPのバックアップからリストアー〜システム復旧
までの全体的な手順
メディア超ディレクトリorメディア超ファイルのバックアップ方法 2003/06/19 ページ先頭
BCOPYはマルチボリューム対応のバックアップソフトなので、バックアップ媒
体の容量より大きな容量のドライブのバックアップも可能です。しかし、一つだ
け制限があります。1ディレクトリはコピー先の1媒体内に収まらなければなら
ないという制限です。何故このような制限があるかと言えば、BCOPYは定期的に
繰り返しバックアップすることを想定して、これを短時間で行なうことを最重要
の課題としているからなのです。そして短時間でバックアップするには2回目以
降のバックアップは更新のあったディレクトリやファイルだけを対象にする更新
バックアップである必要性があります。つまり、複数メディアにまたがる更新バ
ックアップを可能にし、しかもこれをできるだけ短時間で行なうには、1ディレ
クトリはコピー先の1媒体内に収まる方が都合が良いからなのです。
それから1ディレクトリが1媒体内に収まり切れないどころか、1ファイルが
1媒体内に収まり切れない場合も起こり得ます。前者をメディア超ディレクトリ
と呼ぶとすれば、これはメディア超ファイルということになり、更にプログラマ
ーを悩ますことになります。これらは毎回新規にバックアップするのであれば簡
単なのですが、できるだけ速く更新バックアップすることを目指すので難しくな
るわけです。
そうは言っても、最近は1.3GB/2.3GBのMOや4.7GBのDVD-RAMも発売されている
ので、メディアを選びさえすれば1媒体内に収まり切れないディレクトリという
のはまずありません。そのような大きなディレクトリがあるとすれば、それは画
像や動画や音楽などのマルチメディア関係のデータを収容するディレクトリで、
しかも、640MB以下のMOやZipやPD等少し古い小容量のバックアップ媒体を使用す
る場合だけです。コピー元であるハードディスクの容量とコピー先であるバック
アップ媒体の容量とは抜きつ抜かれつ大容量化を続けていますが、ある時点また
はある場合にはバランスが取れないことも起こり得ます。これを補うのがBCOPY
のようなソフトウェアです。
前置きが長くなりましたが、BCOPYを使用してメディア超ディレクトリやメデ
ィア超ファイルをバックアップするのは簡単です。BCOPYにとってはどちらも同
じ扱いになります。フロッピーディスク系マクロ(/FDBACK
or /FDCOPY)でバッ
クアップまたはコピーします。
例)メディア超ディレクトリをバックアップする
作者が使っているエプソン製スキャナーの付属ソフトであるPageManagerで取
り込んだ画像データが収容されているディレクトリ(約450MB)を
230MB MO 2
枚にバックアップする実例です。
>BCOPY C:\PROGRA~1\NEWSOFT\PAGEMA~1\WORK H: /FDBACK
[/L]
注)[]内のオプションは必要により指定してください。
このディレクトリにメディア超ファイルがあるなら自動的に分割コピーします。
/FDBACKマクロのメディア超比率のデフォルトは/M30なので、バックアップ媒体
の容量の30%以上のサイズのファイルをメディア超ファイルと扱い、必要なら複
数メディアにまたがりコピーします。それ以下のサイズの通常ファイルは必ず1
メディア内に収まるようにコピーします。当然のことながらメディア超比率を小
さくすればする程メディアの使用効率が良くなります。実際にバックアップを行
なって見て、大きな未使用領域を残したままディスク交換になるようなら/Mオプ
ションを変更してください。ディレクトリには様々な大きさのファイルが存在す
るので、通常はデフォルトのままでメディアを効率良く使用できます。
いざという時のためにバックアップからシステムを復旧させることを目的にバ
ックアップを行なう場合には、起動ドライブを丸ごとバックアップすることにな
ります。このような場合でメディア超ディレクトリまたはメディア超ファイルが
存在する場合には次のようにバックアップを2つに分けて実行してください。
>BCOPY C: H: /BACK /O@:+Oskipdir.def [/L]
>BCOPY C:\PROGRA~1\NEWSOFT\PAGEMA~1\WORK H: /FDBACK
[/L]
------- スキップディレクトリ定義ファイル
skipdir.def の内容 --------
C:\PROGRA~1\NEWSOFT\PAGEMA~1\WORK
--------------------------------------------------------------------
注)ファイル skipdir.def はBCOPY.EXEを置いているディレクトリに置いてく
ださい。
1番目のバックアップはメディア超ディレクトリを除いた通常のバックアップで
す。オプション /O@:+Oskipdir.def
がメディア超ディレクトリを対象外にする
指定です。
2番目のバックアップはメディア超ディレクトリだけを分割コピーするコマンド
ラインで、前述の実例と同じです。
これらをバッチファイル化して置けば、バックアップを2つに分けて行なうとい
う意識はなくなり、ただ、媒体を交換して次のバックアップを行なうという一連
の操作になるので簡単です。
注)個々の詳細な仕様については下記のマニュアルを参照してください。
BCOPYDOC.TXT:個々のオプションパラメータの詳しい仕様
BCOPYMAN.TXT:マクロを使用した具体的なバックアップ/リストアー/
コピーの方法
BCOPYW9X.TXT:Windows95/98/Meのバックアップからリストアー〜システ
ム復旧までの全体的な手順
BCOPYW2K.TXT:Windows2000のバックアップからリストアー〜システム復
旧までの全体的な手順
BCOPYWXP.TXT:WindowsXPのバックアップからリストアー〜システム復旧
までの全体的な手順
システムバックアップツールとデータバックアップツールとの違い 2003/05/31 ページ先頭
バックアップツールにはデータバックアップツールとシステムバックアップツールの2種類があり
ます。ほとんどのWindows版バックアップツールは後者に属しているので、マシントラブル時にリス
トアーはできてもシステム(Windows)を復旧させることはできません。CD-ROMからWindowsや各種
アプリケーションを再インストールする必要があります。更にWindows
Updateを行なっている場合
には再度Windows Updateを行なう必要が出てきますし、アプリケーションやドライバを更新している
場合にはこれらも再更新しなければなりません。その上でデータをリストアーすることになります。
これに対してBCOPYはシステムバックアップツールなので、リストアーすることにより全てを元通
りに復旧させることができます。またリストアーはWindows環境があればWindowsから、ないならDOS
からでも行なうことができるので、あらゆるパソコン環境のユーザーに使って頂けます。
NTFSのアクセス権のバックアップについて 2003/05/31 ページ先頭
アーカイブファイル同梱のBCOPYVUP.TXTでも説明してしいますよう、BCOPYによりNTFS特有のディレ
クトリやファイルのアクセス権はバックアップできません。でも、他のほとんどのWindows版バック
アップツールもアクセス権はバックアップできないので、この面では優劣はありません。それにBCOPY
のユーザーはクライアント側の一般ユーザーなのでアクセス権を意識して使っている方はいらっしゃ
らないと思いますので、これで良いと考えています。
Windows2000/XPのバックアップについてワンポイントアドバイス 2003/03/25 ページ先頭
回復コンソールから補助バックアップを行なってからバックアップを行なった場合には"他の管理者
アカウントでログオンし再実行してください"
というエラーメッセージが表示される場合があります。
ところが他の管理者アカウントでログオンして再度バックアップを行なってもまた同じエラーメッセー
ジが表示される場合があります。この様な場合にはもう一度最初の管理者アカウントでログオンし実行
すると正常に実行できる場合があります。
注1)ファイルシステムにFAT32を使用している方はWindows9XのDOS窓や起動ディスクから補助バック
アップを行なうことができるので、このよう操作は必要ありません。NTFSを使用されている方
に対するアドバイスです。
注2)その他の全体的な説明についてはBCOPYW2K.TXTやBCOPYWXP.TXTを参照してください。
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最終更新日 : 2007/05/03.