ベランダ屋根の遮光ネット

我が家のベランダ屋根の遮光ネツトを紹介します

 アルミ製ベランダの屋根にはガラスネット入りの透明な波板が使われています。夏季以外はこのままでも
室内の採光や洗濯物を乾かす等のためには都合が良いのですが、夏季は強い日差しで室内が暑くなります。
これを防ぐため波板の上に何らかの日除けを設置する必要性が生じました。初めて日除けを設置したのは
1997年7月1日からで、最初は波板の下側に遮光ネット張るところから始めたのですが、それでは波板
が熱くなり熱気が室内に入るだろうと考え、後に波板の上側に設置するよう変更しました。ただ、この場合
は梯子を使ってベランダの屋根の上に登る必要があり危険が伴ないます。私もまた人並みの高所恐怖がある
のでこれを実行するのは大変でした。恐怖に耐えながら1年に二度も屋根の上に登らなければならなかった
からです。
 2002年05月28日からは日除けをUVシートに替えました。より完全に日除けしようという考えか
らです。そして昨年2009年まではずっとUVシートでやって来ました。しかし、UVシートは風を通さ
ないので強風を諸に受けてパタパタ音を出したり、傷んだりして寿命が短いことが分かりました。2007
年7月22日に作り直したUVシートでしたが、昨シーズン末にはボロボロになり廃棄するよりありません
でした。波板は古くなるとそっくり返り屋根の上に凸凹ができるので、傷み易いのはそのせいもあるのかも
知れません。いずにしても昨シーズン末には使用不能になったので今年2010年は作り直すよりありませ
んでした。
 そこで今年2010年は新たな考え方で作り直すことになりました。基本方針は耐久性と可動化と安全性
でした。まず素材は元の遮光ネットに戻しました。遮光ネツトは耐久性があり半永久的に使えるからです。
そして風を通すので台風級の風も諸には受けないので強度があるからです。そして可動化。ベランダの屋根
の根元と先端部に2本のパイプを設置し、2本のパイプの間に挟むように細長い遮光ネットを張りました。
遮光ネットの両端にはダイオクリップという金具を付け、シャワーリングランナーLを介してパイプに固定
しました。普通のカーテンは上にだけリングランナーを付けて吊るし開け閉めしますが、ベランダ屋根は少
し斜めだがほぼ水平なので下にもリングランナーを付ける必要があったからです。上と下とである程度引っ
張る力が働けば遮光ネットは波板の上に落ちずに開け閉めできるはずだという考え方からです。だから遮光
ネツトは寸法を正確に測ってから切り縫いました。これより遮光ネットは東か西の一方を固定し、もう一方
の端に付けた紐を引っ張れば閉まりますし、逆に固定した方から手繰り寄せれば開けることもできるわけで
す。ということはベランダの屋根の上に登らなくても開け閉めできることになります。そしてシーズン終了
後も遮光ネットを外したり収納したりする必要がなくなり、この場合、遮光ネットの可動化は同時に安全性
をも達成したことになります。

 下の写真が2010年5月6日に設置した可動化したベランダ屋根の遮光ネットです。


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最終更新日 : 2010/06/29.