遮光ネットの紹介

我が家の遮光ネットを紹介します

 我が家では2000年夏から夜間のエアコン使用も
止め、以後、昼も夜もエアコンをまったく使用しない
生活を続けています。地球温暖化に加え、ヒートアイ
ランド現象も手伝い夏の昼間は大変な暑さになります。
私もまた都会育ちの普通の人間なので暑ければ参りま
すし、より涼しく暮らせるよう努力もして来ました。
その一つがこの遮光ネットによる暑さ対策なのです。
 1996年夏に初めて遮光ネットを使用しました。
ベランダの半透明の屋根の下側に遮光ネットを張り
ました。

2000年04月19日 ベランダ下西に2枚のすだれ
2000年04月22日 裏庭に遮光ネット2mx2m
           ベランダ下東に2枚のすだれ
2000年07月01日 ベランダの東西南の側面に遮光ネット2mx6m
2002年04月03日 裏庭屋根型遮光ネット2mx2m−>2mxX4mに変更
2002年04月08日 ベランダ下東をすだれ2枚−>遮光ネット2mxX2mに変更
2002年07月23日 ベランダ側面の遮光ネット2mxX6mをもう1枚設置二重にする
2002年05月28日 ベランダ屋根の日除けを遮光ネット−>UVシートに変更
2003年03月28日 裏庭屋根型遮光ネット2mx4mの支柱をイレクターパイプ−>足場パイプに変更
2005年07月21日 屋根瓦を3枚の遮光ネット2mx5mで被う(屋根裏の暑さ対策)
2008年08月09日 ベランダ下中央に遮光ネット2mx2m
2008年11月08日 屋根型遮光ネット2mx4mを1・2階共用化


 

 

はでも手伝い
い全廃をのベランダには常時設置の屋根型遮光ネット
(1階・2階共用)と夏季だけベランダ側面を被う遮
光ネットとの二重の遮光ネットを設置し、エアコン冷
房なしでも真夏の暑さを乗り切れるよう工夫していま
した。
 ところが6〜7月の梅雨時は、雨が降って涼しい日
がある一方、晴れれば真夏の暑さになったりします。
ベランダ側面を被う従来の固定式の遮光ネットでは、
一旦張ってしまうと撤去できないため不便です。例え
ば曇りや日差しの弱い日に洗濯物を干すと良く乾きま
せん。洗濯日でなくても雨天の日は部屋が暗くなりま
すし、鬱陶しく感じます。また梅雨の中休みで晴れて
30度を超えるような日は遮光ネットにより室内を涼
しくしたいものです。従来の固定式の遮光ネットでは
これらの背反する必要性に対応できませんでした。そ
こで考えたのが、カーテンのように開け閉めできる遮
光ネットでした。これが「遮光カーテン」です。

 ベランダの屋根の下側に長さ3.8mのステンレス
製の物干竿を取り付け、シャワーリングランナーを使
って遮光ネットを吊るします。遮光ネットにはシャワ
ーリングランナーの穴に引っ掛けるための金具を一定
間隔で取り付けて置きます。我が家の場合はダイオク
リップという名の金具を使いました。


 長さ3.8mの1本物のステンレス物干し竿をベランダの
骨組みに針金で固定しています。

 左横に斜めに写っているこげ茶色の棒はイレクターパイ
プで、ベランダの左右の側面はこのイレクターパイプに横
1.1mX縦2mに切った遮光ネットを吊り下げています。
これも可動式なので邪魔な時はいつでも開けられます。


 上側の茶色のものがシャワーリングランナーL、下
側の黒いプラスチックと針金で構成されている金具が
ダイオクリップです。
 このシャワーリングランナーに決めた理由は、径が
大きいので太い物干し竿にも入るし、後付けできるか
らです。


2009年5月に設置した遮光カーテンです。これは遮光
カーテンを全て閉めた時の写真です。


遮光カーテンを半分閉めた時の写真です。


遮光カーテンを全て開け右端で束ね止めた時の写真です。


 2010年4月にはベランダ下の遮光ネットも全面的に
可動化しました。イレクターパイプに規格曲げパイプと
いうものがあり、これと直線パイプの組み合わせで、
ベランダ下の東端から西端までを結ぶコの字形の一
続きのパイプを設置しました。このパイプにリングランナ
ーを使って遮光ネットを吊るすことで、自由に開け閉め
できる遮光ネット、つまり遮光カーテンを作りました。
 上はベランダ下の東端の写真です。ベランダ直下の
アイボリー色のものがそのコの字形のパイプです。


 これはベランダ下の西端の写真です。コの字形のパイプ
には2mx2mの遮光ネットを3枚吊るしたので、組み合わ
せでベランダ下全面を被うこともできますし、どこか一部
だけ被うこともできます。また遮光が必要ない季節になった
ら、どこか端の方で束ねて止めておくこともできるので、
遮光ネットを外したり吊るしたり、仕舞ったり出したりする
手間が省けます。


 遮光ネットの可動化に先立ち、金魚とメダカの水槽を遮光
ネットで被いました。その内、これはメダカ水槽の遮光ネット
です。ここには昨春ここで生まれ今はもう大人のヒメダカが
15匹位います。
 水槽の遮光を独立させるこで、遮光カーテンは人間の都合
で臨機応変に開け閉めできるようになりました。これは水槽
の魚たちにとっても安定した環境で快適に暮らせるので幸せ
なことです。


 2010年5月に可動化させた屋根型遮光ネットです。従来
の屋根型遮光ネットは左右には枠はなく前後の枠等で固定
していたので、1度張ると動かせませんでした。このバージョン
アップで長方形の枠の中に遮光ネットを張る形になり、左右を
シャワーリングランナーLで固定するようにしたので、手前側を
フックから外すとまるでロールスクリーンのように自由に開閉
できるようになりました。中央の紐を引っ張れば閉まり、緩め
れば滑り下り開きます。それで早速この機能を使い、洗濯物を
干す場合には遮光ネットを半分位開けてから干すようにして
います。
 上は屋根型遮光ネットを1階の室内から見上げた写真です。
左右に吊り下がっているはベランダ下の遮光カーテンです。


 これは庭から東方向を見上げた写真です。ベランダの
端からイレクターパイプの枠が急角度で下りているのが
分かると思います。それでも下り切った先端部の高さは
3mもあります。遮光率70%の遮光ネットなので太陽も
それ程眩しくなく感じず、かつ程良く視界が残るので、
鬱陶しくもありません。


 2階の窓際から撮った屋根型遮光ネットです。
写真では光の干渉のような現象が起こっているように
見えますが、実物ではそのような現象は起きず背景
はすっきり見えています。


著作権情報
最終更新日 : 2010/06/08.