#240/240　●連載
★タイトル (CKG     )  04/04/11  09:28  ( 46)
＠コラム��505　人質開放は平和憲法のお陰　ヨウジ
★内容                                         04/04/11 09:58 修正 第2版
イラクの武装勢力に拘束された日本人人質が
開放されるに至ったことには、
我が国の憲法が持つ特質が大きく関わっている。
つまり、戦争を放棄し、武力を行使せず、
集団的自衛権を行使しないという特質が。
もしもこの憲法による歯止めがなかったなら、
対米追随の我が国政府は
英国・スペインなどの同盟国同様
米国による武力行使に加担し、
アラブ・イスラム諸国から強い反感を持たれたことであろう。
政策的には対米追随でも
憲法による歯止めがあるから
武力行使には参加できない。
このことが人質開放に繋がった最大の要因だ。
日本は武力行使できない国だから
今回のイラク問題に限らず
長年、平和的手段で解決しようと努力して来た。
このことがイラクの人々にも伝わっていて
友好的な国だと好感を持たれ、
これが武装勢力にも伝わり人質開放に繋がった。
強硬・過激に見える武装勢力も
我々と同じ心ある人間だった。
話せば分るのである。
武装勢力のメッセージを読めば分るよう、
決して日本政府の政策が理解されたわけではない。
戦争に反対する日本国民の気持ちが理解されたのである。
暴力的な米国を抑えて欲しいと思っているのである。
イラクの武装勢力に拘束された日本人人質が
開放されるに至ったことには、
我が国の憲法が持つ特質が大きく関わっている。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヨウジ
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Ｐ．Ｓ．大多数の国民がイラク戦争に反対していたにも関わらず、
　　　　政府は大々的にアメリカを支持した。
　　　　憲法の歯止めがなければ国民は安心して暮らせなくなる。

　　　　結果としての現象としてのテロを非難するだけでは片手落ち。
　　　　何故アメリカはこれ程までに反感を持たれているのか？
　　　　それを考え改めることこそが平和的根本的解決に繋がる。